関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2019年度 第4回 聖書をひもとく集い

2019-10-06 22:09:46 | 聖書をひもとく集い

日   時:2019年9月17日(火)10時~11時30分
場   所:小学校3階 会議室
講   師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:33名

奏 楽:田喜さん
讃美歌:520番 しずけき河のきしべを

 

・本年度第4回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

・多くの父兄の皆さんが集まり、なごやかな会になりまし

【讃美歌】

・校長先生のご指導で、讃美歌を歌うことから「集い」が始まります。 

・今回の讃美歌は、『オリブの若木』2019.9.27 第80号(p8-9)の記事「若木の守り手~好きな讃美歌とその理由~」で、校長先生があげられた讃美歌でもあるとのことです。(是非、この記事もご覧ください。)

 ・校長先生は、ご自身が小学生のころ、既に大人の讃美歌集を使っておられたそうで、その中でも「しずけき河のきしべを」は、最もよく歌われていた讃美歌の一つだそうです。

・『オリブの若木』にある通り、「集い」でも先生がこの讃美歌をお好きだった理由を明かしてくださいました。その後、実際に皆さんで歌ってみると、それを実感することができました。

 ①ハ長調で、子どもにとっても楽譜が読みやすかったこと。
 ②途中で#(シャープ)が入る箇所などが、とてもメロディアスで美しいこと。
 ③二部合唱の部分を歌うのが楽しいものであること。
 ④ラストがドラマティックで華やかさがあること。

・また詞の解説を通じ、この作詞者が、ご家族やご自身の仕事で度重なる不幸や不運に見舞われ、絶望する中、神の臨在体験(平たく言えば、神様から語りかけてくること)を得て、この讃美歌を作ったこと、そして作詞者の強い信仰と祈りがこの詩の中に込められていることなどを、深く学びました。

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『見えないものと岩』で、聖書の箇所は、
  ―マタイによる福音書7章24節~27節
  ―コリント第2 4章18節
 です。

・聖書ではしばしば、「岩」という言葉が、神を表す言葉として登場します。例えば、旧約聖書の詩篇18篇32節には、「主のほかに神はない。/神のほかに我らの岩はない。」とあり、また同じ62篇7節では「神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。/わたしは動揺しない。」とあります。

・聖書は、神という揺るぎない支えを持って生きることの大切さを人に説いている訳です。

・関東学院の校訓「人になれ 奉仕せよ」は、初代院長坂田祐先生の言葉ですが、先生は後年、この校訓に「その土台はイエス・キリスト也」という言葉を書き添えました。人は神という土台を持つことが必要なのです。

・人間はともすれ問題を早く解決しようと急ぎます。しかしその前に、基礎・基盤である土台を、じっくり時間をかけて作るべきです。土台は目に見えないので、軽視しがちですが、目に見えないからこそ、土台である神さまを大切にする必要があります。

・人は神さまをよりどころにして生きる特権があります。神さまは、人が持っているアドバンテージなのです。もっと力を抜いて、揺るぎない自信を持って、神さまと生きて欲しいと思います。という勇気づけられるメッセージで、先生は講義を結ばれました。

 ・最後は、いつもの通り、冨田先生のお祈りで、「集い」を無事に終えることができました。

 

【次回】

・次回は、10月1日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。

・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。

・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。

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