関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2019年度 第4回 みもれ会

2019-11-21 08:48:09 | みもれ会

≪ 日 時 ≫ 2019年10月29日(火)10:00〜13:00
≪ 場 所 ≫ 家庭科室
≪ 講 師 ≫ 井上憲治シェフ(野毛ブラッスリーピガール、他)
        佐藤歩店長
≪参加人数≫  31名

 

~テーマ 秋の味覚~

銀鮭ときのこを使ってたっぷりと秋を味わいましょう。井上シェフとご一緒に佐藤歩店長にお越しいただきました。1年に1度の貴重なワイン講座からスタートです。お料理とワインのマリアージュについて、本日のメニューに合うワイン、そしてオレンジワインのお話には皆様とても興味深いお顔をされていました。とてもキレイな色をしているワインが目に浮かんで来ます。

  

~豆腐とトマトのカプレーゼバジル風~

本格的なシェフの味、バジルのピューレを教えていただきました。ミキサーを使ってポン!オリーブオイルでピューレ状に調えていきます。こんなにお手軽に出来るのですね。シソや春菊でも是非お試しください。重しをして水切りをしたお豆腐はまるでモッツァレラチーズのよう。オリンピック観戦でいらしたウクライナのお客様は、最後までチーズだと信じていらっしゃったそうです。

 

~銀鮭のムニエル、キノコのリゾット添え~

銀鮭を美味しくいただくポイントは、6~7割火が通ったらひっくり返して3割、色よく焼き上げること、バターとオリーブオイルを上手に使います。リゾットには、井上シェフ特製黄金比のだし汁が登場!レモンを添えてさっぱりとこっくりと秋の味覚を味わいます。

 

 

~ムースショコラ~

本場フランスのムースにほっぺたが落っこちました。沸かしすぎない、かき混ぜすぎない、この2つを守ってガナッシュを作ります。ゼラチンを入れないので日持ちはしませんが、このフレッシュさが味の決め手なのでしょう。ラム酒やブランデーを加えてチョコレートに深みを、ココアパウダーをたくさんふりかけると相まってとろけるムースに、、皆さまのお顔がにっこりしていました。

 

☆☆次回は12月6日(金) クリスマス会食を予定しております☆☆

会員ではないお母さま方もご参加いただけます。一足早いクリスマスのひとときをご一緒にいかがでしょうか。お声がけくださいませ。

次回のお料理講習会は、2020年1月28日(火)家庭科室で開催いたします。

みもれ会


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【開催報告】2019年度 第6回 聖書をひもとく集い

2019-11-12 08:46:33 | 聖書をひもとく集い

日 時:2019年11月5日(火)10時~11時30分
場 所:小学校3階 会議室
講 師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:29名
奏 楽:田喜さん
讃美歌:258番 貴きみかみよ
聖 書:ヨブ記 1~2、42
    テーマ『苦しみと感謝』

 

 

・本年度第6回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

 

【讃美歌】

・最初に、校長先生が、ブックフェアに関連して、父兄が聖書を学んでいく上で参考となる図書を6冊ほど推薦して下さいました。 

・今日の讃美歌はルターによるもので、讃美歌が現在の形になったそのルーツとされています。先生からルターが行った宗教改革の概要についてご教授頂いたのち、「讃美歌258番:貴きみかみよ」の解説がありました。

・それまでのグレゴリオ聖歌は、専門的に訓練を重ねた司祭がラテン語で歌い、民衆はただ聞くだけの特別なものだったそうですが、ルターが初めて、民衆が歌うための讃美歌を、民衆に分かるドイツ語で作ったのです。その際、ルターは、旋律の繰り返しに、聖句(聖書の言葉)を当てはめると言う、讃美歌における新たな発明も行いました。

・そう語る校長先生のお話は、静かな口調の中に、いつにも増して熱を帯びていました。

 

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『苦しみと感謝』で、聖書の箇所は、-ヨブ記 1~2章、42章です。

・「苦しみ」や「死」は生きていることの一部です。聖書では、苦しみは、人間をただ単に苦しめるだけのものではなく、苦しみに意味を与えてくれる。苦しみの中で神に出会えるとします。

・どんな苦しみであっても、それを感謝して生きることが可能なのだと、聖書は教えている訳です。

・最後は、冨田先生のお祈りで、「集い」を締めくくりました。

・「集い」では、毎回、時間のある方だけが残って、思い思いの感想や意見を述べる場があります。今日は、先生から「しつけ」というキーワードがありましたが、皆さんそれぞれ、ご自身がご両親からどのように育てられたか、またご家庭でどのようにお子さんを育てておられるかの話で、盛況となりました。

・この時間は、「集い」のテーマと緩やかにリンクしており、肩ひじ張らず自由に発言もできるので、有意義なものです。

 

  

 

【次回】

・次回は、12月3日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。
 集いのあと、クリスマスの簡単なお楽しみ会もありますので、奮ってご参加ください。

・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2019年度 第5回 聖書をひもとく集い

2019-11-12 08:36:10 | 聖書をひもとく集い

日 時:2019年10月1日(火)10時~11時30分
場 所:小学校3階 会議室
講 師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:26名

奏 楽:秋山さん
讃美歌:213番 みどりの牧場に
    234A 昔 主イエスの播きたまいし
聖 書:ルカによる福音書 10:25-37
    テーマ『善きサマリヤ人』

 

 

・本年度第5回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

 

【讃美歌】

・集いの最初は、校長先生による讃美歌です。

・今日は最初に、創立記念のお話がありました。

・関東学院の前身である横浜バプテスト神学校が創設されたのが1884年10月6日のことで、今年は135周年に当たります。そのため10月6日を創立記念日としており、創設者であるベンネット先生が1909年10月12日に召天されたことから、毎年10月の6日から12日の間を創立記念週間と位置付けています。

・横浜バプテスト神学校は一旦、築地時代を経て、横浜の三春台に改めてテンネー先生により「関東学院」という名の学校ができたのが1919年1月27日であり、今年はちょうど100周年に当たります。

・ちなみに関東学院小学校は今年、67周年を迎えます。

・讃美歌213番は、ベンネット先生のことを歌ったものです。作詞者の藤本伝吉氏は、関東学院の先生もなされた方ですが、氏はベンネット先生に深く感化され、この詞を書きました。但し、讃美歌では人間を讃えることはしないため、いくつかの点で改訂が加えられたと言います。関東学院の創立記念日には必ず歌われる非常に大切な讃美歌です。

・他方、234Aは、他のキリスト教系の学校の創立記念日でよく歌われている讃美歌です。1920年代に従来の大和言葉の讃美歌から、積極的に漢語を取り入れるようになった時代に作られた詞で、「神様が播かれた本当に小さな種が大きく育っていくのだ。」という意味が込められた、格調の高さが感じられる讃美歌です。

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『善きサマリヤ人』で、聖書の箇所は、-ルカによる福音書10章25節~37節です。

・サマリア人のエピソードは、聖書の中でも非常に有名な部分の一つです。

・国を追われたサマリア人は、ユダヤ人とは犬猿の仲であった訳ですが、にも拘わらず、「強盗に襲われ道端で半死半生で倒れていた人を助けたのは、ユダヤ人でもレビ人でもなく、サマリア人であった。」というこの逸話が教えるところは、「困っている人、助けを必要としている人を見たら、誰であっても手を差し伸べて、慈しむように。」というものです。

・聖書の“隣人“とは、単に隣に座っている人、隣りに住んでいる人ではありません。私たちは、ともすれ自分が大切にしている人にだけ善くしたいと思いがちですが、聖書では、全ての人が隣人であり、出会ったことのない人にまで隣人であることを求めています。

・この話に関連して、現在、アメリカ合衆国などでは『善きサマリア人の法』という、「窮地の人を救うために善意の行動をとった場合、救助の結果につき重過失がなければ責任を問われない。」とする法律が存在することも紹介されました。

・「汝の隣人を愛せよ」の意味を、「善きサマリア人」のエピソードを通じ、改めて深く学び直すよい会となりました。

・最後は、いつもの通り、冨田先生のお祈りで、「集い」を無事に終えることができました。

 

 

【次回】

・次回は、11月5日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。

・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。

・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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