
海上の森は愛知万博の予定地だった。
”愛・地球博”と銘打って地球環境に優しいテーマを掲げたにしては
貴重な動植物が生息する海上の森の環境破壊にならないかと
心配したものだが幸いなことにメイン会場が長久手町の元青少年公園に
変更になったので
こうして自然の中を探索できる---
写真は瀬戸大正池
上高地の大正池に似ているので名前が付けられたようだ---

瀬戸大正池に至る山道に咲いていたマムシグサの仲間のスルガテンナンショウ
花序の付属体の先端が鍵状に膨らんでいるので普通のマムシグサと区別出来る
海上の森のものは全てこのスルガテンナンショウのようだ。

ミツバアケビも咲いていた、秋にはウイロウのように甘いアケビの実がなる。

コップを洗うブラシのような形をしたウワミズザクラが咲いていた。
花の一つをよく見てみるとやはり桜の花の形をしている。

海上の森の奥の湿地にはハルリンドウの花がひっそりと咲いていた---