かおばなの花通信

   趣味の写真(花の写真多し)や日々の出来事を綴ります。

シラタマホシクサ

2005年08月31日 06時14分32秒 | 


近くの大高緑地にシラタマホシクサを見てきた。
キャンプ場の駐車場に車を置いて歩けばすぐに行ける。

途中でバードウオッチングが趣味だという男性に会った。
「そういえば春先にヤツガシラという珍しい鳥がプールの所に来ていましたね」
少し鳥さんの話題で盛り上がった。
このシラタマホシクサの咲く湿地を復元しようとボランティアもされているとか、少し見習わなくちゃね---(^^)



シラタマホシクサの中に露草が咲いていました。



露草の横顔もなかなかですね---♪♪♪



シラタマホシクサは伊勢湾沿岸の湿地にしか咲かない貴重な植物です。
開発の波にのまれて絶滅しないことを願っています---

夕焼け空

2005年08月30日 22時32分56秒 | 風景


日曜日は夕焼け空がきれいだった。
ちょうど運転している車の中から日が沈むのを眺めていた。

こんな時、夕日の写真を撮ってみようと思うのだが、周りに建物等が
あって、撮影場所がまず見つからない。

この写真は去年の秋、猿投山の辺りできれいな夕焼け空を見て急いで
小高い公園まで登って撮影した一枚です---(^^)

夏の終わりに

2005年08月28日 22時08分24秒 | 


近くの公園にお散歩です。
百日紅の花が行く夏を惜しむように咲いていました。
空はもう秋の気配さえただよっていますね---



公園の向日葵もうなだれて元気がありませんでした。
その中で一人ピンと背筋をのばした元気な向日葵さんが笑いかけて
きました---(^^)

「こんにちは---(^^)」

「やー、君は元気そうだね!」

「わたしは、ここを通る皆さんから、こんにちは!って挨拶してもらって
いっぱい元気をもらっているんですよ---(^^)
だからいつまでも若々しくいられるんですよ!」

この向日葵さんの元気の元がなんとなくわかったような気がしました---(^^)

面の木の花(続き)

2005年08月27日 04時24分23秒 | 


面の木(道草も含む)の花の続きです。

アカソの花は以外とフォトジェニックだと思う。
道端に咲いているとつい撮ってしまう。



ボタンズルだと思います。
センニンソウの花とよく似ていますが、葉っぱで区別出来そうです。



ゲンノショウコは下痢等のお腹の薬草で知られています。
西日本は赤花、東日本は白花と咲く色が違うみたいで面白いです。

愛知県は殆どが白花のようです。
信州で赤花と白花が一緒に咲いているのを見たことがあります---



クサアジサイ、アップで見るととてもきれいです。



ツリガネニンジンが咲いていた。

この花が風に揺られて咲いているのを見ると、もう夏もおわりだなぁという感じがする---

面の木の花

2005年08月27日 03時53分00秒 | 


このマツムシソウを面の木のこの場所で見たのは10年ほど前だったろうか?
信州でしか見られないと思いこんでいたこの花を愛知県内で咲いているのを見て
ものすごく感激したのを思い出す---



面の木は愛知県といっても岐阜県や長野県の県境に位置しているため
信州でよく見たような花が咲いている。

このコオニユリもその中の一つだろうか?



フシグロセンノウが咲いていた。

フシグロ(節黒)の名は、この植物の各節部分が黒いことによる。

センノウ(仙翁)は、この仲間の栽培種からきたきた名で、これが、古くは、
京都嵯峨の仙翁寺に多くあったことに由来する。



ママコナの花が木漏れ日の中、輝いて見えた---


ぬばたま(ヒオウギ)

2005年08月22日 05時42分53秒 | 


居明かして 君をば待たむ ぬばたまの わが黒髪に 霜はふれども

                      作者未詳(万葉集より)

万葉の時代は、男が女の家へかよう通い婚でした。

今のように若い男女が結婚すると一つ屋根の下に住むのではなく
別居のままでした。

それだけに、男を待つ女の気持ち、女の家に通う男の心情も一途なものがあったのでしょうね。

「あなたがお出でになるまで、わたしは待っています。たとえ夜が明けても、
わたしの黒髪が白くなるまででも、待っています。
だからかならずきてください」

けなげな女心ですね、僕だったら飛んでいっちゃいますね---(^^)

ヒオウギは原野に生えるアヤメ科の多年草、背が高くオレンジ色に赤い斑点がある花が咲く。
葉が扇状に出来るので(桧扇)ヒオウギの名前がある。

種子は直径約5㎜、球形で黒く光沢があり、「ぬば玉」と呼ばれる。
その漆黒さはあまりにも黒いので、古来より「黒」の枕詞として使われた。

蝶の舞う高原

2005年08月21日 08時06分40秒 | 自然


昨日、面の木に行ってきました。
雨が降ったり止んだりの少し不安定な天気でしたが、久しぶりの
高原は気持ちよかったです。

木地師屋敷跡の湿地の駐車帯付近に先客さん(男性1人、女性2人)がいて
珍しい楽器で演奏をしていました。

ちょっと興味があったのでお話を聞いてみたら、名古屋市から来ていて
近所では練習が出来ないので環境の良いこの場所で練習しているのだと
いっていました。

この面の木の原生林が好きでよく訪れていて、カモシカを見たことがあるというこの男性は笑顔の似合う人だった---♪♪♪

湿地にはコオニユリが咲いていて黒アゲハが舞っていた。



ヒヨドリバナ?にアサギマダラ君が止まっていた。
少しずつ近づいてカメラのシャッターを押した。



今回は蝶シリーズということでマツムシソウに止まっていたキアゲハも
アップします。



もう一枚ローアングルからのショットです---(^^)

朝顔

2005年08月16日 20時53分44秒 | 


近所に咲いていた朝顔の花を撮影してみた。
こういう青空を撮影したらこのオリンパスのE-300はものすごくきれいな青空が写せる。

50㎜マクロレンズもすごくシャープでF2とレンズが明るいので
感度もISO100を常用している。



芙蓉の花が咲いていた、ムクゲの花にも似ているが葉のかたちをはじめ
ムクゲとは雰囲気が違いますね---

やますげ(ヤブラン)

2005年08月15日 22時40分51秒 | 


愛し妹を いづち行かめと 山菅(やますげ)の 背向(そがひ)に寝しく 今し悔しも

                        作者未詳(万葉集より)

山菅(やますげ)=ヤブランの花は美しいのに万葉集にはその美しさがうたわれていません。
ほとんどが枕詞です。
葉が四方に広がった乱れた感じが、後ろ向きに寝るという意味の「背向」に
なるからでしょうか?

「愛しい人はどこにも行くはずがないと、安心して背中合わせに寝てしまったが、
まさか死んでしまうとは---。
あの時もっと優しくしておけば良かったと、残念でならない---」

仲の良かった二人が、ある日突然一人になってしまいます。
残された男の悲しみの歌ですね---

ヤブランは藪に生え葉が蘭に似ているので”藪蘭”の名前が付いたようですね。