うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

金戒光明寺のお庭。

2017-01-26 22:30:38 | 旅行・参拝


会津藩ゆかりの品、伊藤若冲の絵なと鑑賞した後は紫雲の庭へ。

法然上人の生涯と浄土宗の広がりを枯山水で表したお庭だそうです。



軒下には以前に積もった雪が残っていました。



お庭をとりまく小路の亀のような模様。

意図的にいくつもあって、こういう遊び心がにくいです。



写真では分かりづらいのですが…

庭を歩いていたらいつの間にか雪が本降りになってきて寒かったです。



くつを脱いだり履いたりも手も足もかじかんでいて一苦労!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金戒光明寺。

2017-01-26 20:21:39 | 旅行・参拝


寒さに震えつつ、妙法院の次に向かったのはくろ谷の金戒光明寺。

ここは法然上人の浄土宗のお寺。
私にとっても思い出のある大好きな寺院です。

前に来たのはちょうどK君と出会う直前、太平記と幕末縁の地を巡って、吉野~京都へのひとり旅の時でした。

山門の額には「浄土真宗最初門」と標されています。

これがあるため、現在の浄土真宗は長く「浄土真宗」とは名乗れず、「一向宗」だったのです。
今でも「浄土真宗」と呼ばれるのは「浄土真宗本願寺派」のみで、「浄土宗」とは線引き(表現が難しい!)されているのですよね。



法然上人の座像のある御影堂。

今回もガイドしてくださいました。

わたしはここの文殊菩薩さんも好きで、七年ぶりに再会できました。

こちらも「京都冬の旅」の対象で、かつて京都守護職の会津藩松平容保や多くの会津藩士が本陣とした巨大な寺院なのです。



三重の塔の方には会津藩士の墓地もあります。



寒さの中にも梅の花。

今回回ったいくつかの寺院のお庭にも、紅梅、白梅が咲き始めていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙法院。

2017-01-26 07:15:51 | 旅行・参拝


角屋の後に訪れたのは妙法院。

こちらも京都冬の旅13年ぶりの公開だそうです。

妙法院といえば、古典とか歴史文学を読んでいると度々登場するので、ずっと行ってみたかったのですが、通常非公開。

場所的にはよく通る場所なので、いつもそびえ立つ白壁に拒絶された思いをしてきました。

天台宗の門跡寺院で障壁画やお庭なと見所は多いのですが、どこも写真撮影禁止だったので「冬の旅」のパンフレットの写真(´`:)

ボランティアの学生さん?がガイドしてくれますが、彼らも寒くて大変そうでした。

ちなみにここは幕末の「七卿落ち」の出発点?で、ここで計画して七卿が長州へと落ちていったのでした。

その図も公開されています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする