うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

薬の開発。

2017-01-30 07:21:58 | つれづれ


皇居に沈む太陽!

冬の夕暮れです。

丸ビルホールで、日本医療研究開発機構主催の薬の開発や治験に対する理解を深めるフォーラムに参加してきました。

夕暮れはその帰り道。



薬の開発には人材と時間とお金と(治験に参加してくれる)協力者がとてつもなく必要だ!というのがとてもよく分かりました!

でもそれによって新しい薬が開発され、助かる命が、あるかもしれないですものね。

K君も薬が出来るのをずっと待ちながら手術で時間稼ぎをして、でも結局もう手術ができない体になってしまって…要は薬が間に合わなかったのです。

薬さえあれば、たとえ腫瘍をなくすことはできなくても、腫瘍が大きくなるのを薬で抑えることができれば…K君はそれを望んでいたのですけど。
病気と共存しながら生きるために。

だから複雑な気持ちで参加していたのですけど…

エイズ治療薬を開発した満屋先生や、アルツハイマー病治療薬を開発した杉本先生の講演は純粋に面白かったです。

薬の研究~開発~実際に使えるようになるまでには15~20年、諸々含めて1000億円ほどかかるそうで…

長い道のり。

そして日本は他の先進国に比べて政府からの助成金なども少ないようで…

以前、スポーツ関連でも日本は他国に比べて財政的に協力的でないことをニュースなどで聞きましたが…

日本は一体どこにお金つぎこんでいるのでしょ?

…素朴な疑問(´`:)

それはさておき

K君がいなくなってわたしが大きな病院にかかわる機会はなくなりましたが(今のところ)

K君も本当は癌センターに行った時に治験を希望したこともあって(参加できませんでしたが)

せっかく関わった世界の知識を深めておきたいな、と思い、フォーラムに参加した次第でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする