版型が割れてもなを使い続けられた瓦。左端が傷のない軒丸瓦であるが、中央の軒丸瓦には左側中央に割れ傷が見え、右側に居たってはその傷が深くなり、なを右側にも新しい割れ傷が生じているのがわかる。
(今日の歴史=1944年東海地方に大地震と津波が起こる)
(今日の歴史=1944年東海地方に大地震と津波が起こる)
瓦の製作者と思われる名前が刻印されている瓦。これはノルマ管理をされていたことを示す。ついでながらこの「ノルマ」という言葉は「労働者が一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量で賃金査定の基となる。第二次大戦後のシベリア抑留者が伝えた語」と辞書にある。管理社会は当時からあったようだ。
(今日の歴史=1958年一万円札が発行される)
(今日の歴史=1958年一万円札が発行される)