「ブランド名『海の桜勘』垂水かんぱちは、餌の配合飼料には鹿児島産のお茶が配合されている。お茶を与えると、さらに鮮度が保たれ、ビタミンEが増加し、コレステロール含量が減少する。 また、魚臭さがなくなり、身質の透明感が増した」とある。垂水漁業協同組合より抜粋。規則正しく係留されている漁船を見て、その心意気が感じられる。
「平成16年に『かごしまさかな』ブランド認定を受け、その結果稚魚の導入から出荷までの養殖履歴を明確にし、出荷する際は、個人毎の養殖日誌に基づき「商品履歴証明書」を提出しており、また生け簀毎にデータベース化までしている」と云う養殖漁港。
遺構から出土した土器片を洗浄中、人差し指の先に載るほどの小さな土器片が1個見つかった。大きくても3センチ四方位の、土師器、須恵器の土器片の多くに混ざって出てきたのだ。釉薬だろうか。これが瓦片なのか器片なのかは分らないが、他の多くが器片なので器片と思われる。それにしては厚みがある。もっと多く見つかればあれこれと想像も出来るのだが、今日の二時間余りの洗浄作業で、目立ったものはこれ1個だけだった。他の破片は何処?
道の駅「たるみず」の対岸にある黒神埋没鳥居。大正3年の桜島大爆発では黒神一帯が火山灰や軽石で埋め尽くされた。その際、腹五神社の鳥居は上部だけを残して埋り、神社本殿は今も灰の下に眠っている。当時の村長が掘り起こすのを止め、後世にこのまま残すことに決め、昭和33年に県の文化財に指定された。