か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

「婚外子(私生児)を差別するな。」か。一律平等主義は日本を弱体化する。

2013年07月24日 | 学問

言葉狩りが進むとその本質まで隠ぺいされるようだ。あたかも言葉をいいかえれば差別がなくなり旧来の日本語を使っているだけでも差別者という非難を受ける。

差別やめましょう。弱い立場の人を助けましょう。不平等はいけないことです。・・・

タチの悪い嘘は耳に心地よい。差別をやめるならの不合理な特権をやめろ。何で自動車学校はタダなんだ。進学するたびカネをもらうのはおかしいじゃないか。みんな税金だ。

不平等がいけなことならみんな大学に合格させろ。地方国立大の学生は、半数以上国のカネで遊びまくり学問する気は全くない。上達するのはSEXぐらいだ。教育の機会が一律平等になるならすべてがそういうバカ大学になる。発言に責任を持ってもらおう。なあ組合。ある学生が僕に聞いた。「裁判員は行かないでもいいんですか。」文系女子。来るところを間違えている。なあ売春婦。

こんな奴らのためにまで教育の機会均等が保証されねばならぬのか。だらけた生活でテキトーに生きるために既得権にしがみつく組合。お前らこそ曲学阿世の徒だ、違うか組合。平等な教育が存在したらその社会は腐る。

片親をシングルマザーといえば問題は解決か。本当は差別されるものは周囲からの目線に苦しんでいる。決して私生児だったり片親だったり車いすに乗っていたりしてもそれは何ともない。一番苦しいのは憐れみに満ちたその目線だ。「ああ、自分でなくてよかった。」という同情心は見る側は善意でも、見られる側にはナイフの刃だ。

その欺瞞に満ちた同情心が私生児に向けられた。相続権が婚内子と婚外子が2:1なのは差別ではないか、ということらしい。

勝手に私生児が日陰でひっそり生きる状況を空想しでっちあげて前提とするのは傲慢だ。母親が多くの男性と事実婚を結んでいると私生児はどの父親からも相続を受ける権利を持つ。そうするとむしろ取り分が少ないのではなく婚内子より多くを相続する場合が十分ある。

ここで1:1の相続とすると私生児は家族の行事にも参加せず「家」を守る行為には全く関与しないでおきながら葬式の時にカネを下さいと現れることが予想される。虫がよすぎる。

結婚なんかするより父親の違う子供をボロボロ産んで医療費はタダで各種の免税措置を受け補助金をもらい晩年は何年おきかに大金が入る。生活保護よりはるかにいい。生活保護は遺産がない。

日本は「家」という制度を中心に社会を構成してきた。「家」制度が永遠だという気はない。しかし、変更するなら民法の膨大な改正が前提だ。そのための精密な検討。それが嫌ならテロしかない。

へたくそに平等主義を唱える迷惑な革新どもよ。2:1の遺産配分は帝国民法典、いやナポレオン法典に起源を有する人類の試行錯誤の結晶なのだ。

思い付いたような一つや二つの審判で覆してよいものではない。「家」という概念の消滅を意図し、その一環として法の下の平等を利用しようとする輩は低脳不謹慎な奴らだ。

お前たちは日本をつぶそうとしているのだぞ。

Posted at 2013/07/14

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