か ら け ん


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そしてまた走ります。

易姓革命(えきせいかくめい)

2017年03月11日 | 東洋歴史

中国古来の政治思想。姓をか (易) え,命をあらた (革) めるという意味。天子は天命によってその地位を与えられて天下を治めるが,もし天命にそむくならば,天はその地位を奪い,他姓の有徳者を天子とするという思想。  (ブリタニカ百科より)

文在寅 大統領候補 日本に強い敵愾心を持つ だが、だから嫌いだという女子供の対応はいけない 努力と信念の人 間違っているが   

右は彼が出た慶煕大学校 僕の部屋から大聖堂が見えた(工事中)

 

人民が為政者を選ぼうと独裁が続こうと、権力を握ったものがどんな行動をするかは、じつのところ分からない。それが兄殺しかお仲間政治か、予想もつかないところに歴史は流れる。

だが昔の中国人は偉かった。どんな選ばれ方をしようと、天命に背くとその王朝は倒れると。金正恩やクネはまさに天命に背いたのだ。

韓国人ならだれでも思っていた。この政権は最後まで(5年間)もたない、と。無味無臭だがわずかの隙間からしみだしてくる毒ガスのように、青瓦台は嫌なガスを放っていた。

それは守衛や運転手や調理員を通じて漏れてくるのだ。人は人の表情を実に敏感に嗅ぎ取る。

会社組織に例えると、TOSHIBAに異変が起きた時、従業員たちの顔によどんだ黒い闇が見えた。それは10万分の1の末端職員からも読み取れた。三菱が悪事を働くとき、そこらのセールスの表情からそれが分かる。人殺し電通に覇気のある社員はもういない。いたら人殺しの仲間だ。

と考えると、日本人にはわからないが、半島に住む人ならだれでも青瓦台からしみだすサリンに気づかなかった人はいない。

信じてもらえないが僕の留学時代とクネの議員時代は重なり、一度会ったことがある。政治家としての必須の能力は、直感である。理詰めの精緻な分析や総合力のスピードは官僚の仕事だ。「勘」がない人だった。

だから自らが放つよどんだ黒いガスに気づかない。朴正煕の手塩にかけた一粒種が、才女の誉れ高く登場し晩節を汚し去った。

 

韓国には革新とか保守とかいう概念はない。いきさつ上便宜的に区分するだけだ。革新なら北と融和政策をとるか。ムン(文)=チェンバレンが兄殺しと手を組んだら易姓革命がおこる。

 

 

 


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