惟 仁 者 宜 在 高 位(ただ仁あるもののみ高位にあるべし)・・・思いやりのあるものこそが上の位に立つべきである。
と、ここまでは当たり前のようだが孟子の面白さはこの次にある。
不仁而在高位、是播其惡於衆也(不仁にして高位にあるはその悪を衆に蒔くなり)・・・バカのくせに高位につくと、(その下にいる)皆がバカになる。
(画像は本文とまったく関係があります)
先日、日本の独立行政法人を名乗る天下りの隠れ蓑団体が、ロボット研究所を見学させてくれるといったので楽しみにしていたが、いろいろあってキャンセルされてしまった。
毒舌は一文の得にもならない。
何でもいいからカラクリ物の見学をしたいと思っていたら、上の写真の方の部下が見学させてくれるといった。大きな会社だ。重役だけでも100人以上いる。読者の方々も、よもやお忘れではないと思う。
nuts returnのKALだ。JALと同様にコネ採用が多い。こちらでは落下傘人事という。したがってCAにブスが多い。炭団(タドン)に白粉を塗りたくった顔を何時間も見るのは拷問だ。客の人権も考えろ。加害者の人権が大事にされるのは日本だけでたくさんだ。
副社長の部下とはいっても整備のトップだったので、これは相当面白いぞと期待した。こいつの娘、親に似ずかわいくて頭もよかった。何が得意かと娘に聞いたら、まよわず微積ですといった。
これはチャンスとばかり僕は何度か数学の面倒を見てやり印象をよくしておくことに努めた。将を射んと欲すればまず馬を射よ、だ。ただ、娘は非常に優れていたので、こちらのバッファーが底を尽きるかとひやひやした。
ところが、その親は何度か話すうちにひょっとしてバカではないかと思うことがたびたびあった。どうも話のキャッチボールがちぐはぐだ。
ともあれ当日を迎え、僕は喜び勇んで仁川空港に行った。そこにsmall nuts(大韓航空副社長をBIG NUTSとすればこの整備管理職はさしずめsmall nuts)は待っていた。
「私がすべてを見せますよ。」 ,said small nuts.
以前、僕は彼に対しいろいろ助けてやったことがあった。そこで
「今度は私が恩返しをします。」だと。
そう言われると誰でも期待するものだ。
ところがところが、彼は私をどこに案内したでしょう。なんと、ふつーの展望ラウンジ。small nutsは悲しんでいた、僕が喜ばなかったから。小学校の遠足で見るものを見せられて喜んだら気違いだ。どこまでバカなんだろう。一般人が行けるとこなら僕は100回以上来ているし、nutsにも分かっていたはずだ。
下図のように中身がすっからかんの人間をnutsという。昔はピーマンといった。女にモテることしか頭にない人間を小学生が馬鹿にしてこうよんだ。
僕は怒っていたが、nuts自身はいいことをしている気分だったからひかえめに怒った。こんなバカが整備の指揮管理をして大丈夫なのか。いらいらする。官営KAL、病巣は深い。
親玉のトップのBIG NUTSが復活したらKALどころかHL(大韓民国)が終わる。
不仁而在高位、是播其惡於衆也