戦後日本に乗り込んだマッカーサーは、朝鮮戦争が始まり日本が兵站基地となる必要性が生じるまでのわずかの間、存分に彼の信じる理想郷を作ろうと邁進し、彼なりの理想を日本に押し付けた。
押し付けたと聞くと憲法しか思い浮かばない無教養のゴミは、非常に思考の邪魔だ。政府に無視された60もの憲法案がＧＨＱに集まり、旧態依然とした政府案こそ排除されたが、人民の意見は、現行憲法によく反映された。
敗戦小日本の国民は、マッカーサーの理想に盲従し狂奔し跛行的法律が量産された。
今問題にするのは少年法だ。
僕は少年院に行ったことがある。触法少年としてではなく成人の講師として。少年院はたいてい内部が複雑な構造で安易な逃亡をしにくくしている。
僕は迷子になってしまい、そこらで草取りをしている少年に院長室を聞いた。ふつうの子供達だ。穏やかな顔つきでそこらの何ちゃって高校生よりはるかにいい顔をしている。ディーンフジオカが、草取りをしているところを思い浮かべればいいと思う。
よい子の院生達は、笑顔で的確に院長室を指示した。なんとすがすがしく利発な子供達だろう。
院長は僕に矯正中の院生の作文を見せた。これがまたお涙頂戴の浪花節で、アホな人権たちを泣かせるには十分だ。
考えてもみろ。少年院とは入ることがチンピラとしての経歴上重要なのであり、出るのは一刻も早く出たいものだ。そしたらどんな不良も入所中はおとなしくする。僕がボコボコにしても抵抗しない。「よい子」だから。よい子は早く卒院できる。
僕は話の中で、お前達は大人を騙したつもりでいるが僕はだまされないといった。以後そこから講演依頼が来ることはなかった。
後日感想文が束になって送ってきた。やはり同様だ。からけん先生の講演で甘えている自分に気がつきました、世の中の厳しさを教えていただいてありがとうございます、本音で話す先生の言葉は力がありました、･･･全部大人を騙すウソだ。
特別高等少年院ではなかったので皆微罪のチンピラ予備軍だ。
人殺しとなると話は違う。集団暴行リンチ殺人は、日本の裁判の場合、主犯を特定し従犯たちとの間に量刑の差を設けることで犯行のリード役を出現しにくくし殺人を未遂に防ごうと考えている。
殺そうと思わないで川原に呼び出すことは無い。誰が致命傷を与えたかは問題ではなく、その場にいただけだという言訳も役に立たない抗弁だ。リンチする側に人格の相違は無い。
警察はやる気を見せなかった。これは日本のどの県の殺人も同様で弱者被害者は首をさらして死を待つしかない。
被害者も、覚悟でチンピラになったんだろう、万引き、バイク盗、引ったくり、強姦やり放題の世界が魅力だったんだろう。
被害者の不良面を見ても、まともな生活はしてないことがわかる。地元で有名な不良グループ。警察はつかんでいた。そして被害者の母からの訴えを聞き流した。
異常に人権を守る少年法。「人権」団体やあ、オイ、おまいら満足だろう。殺されたほうの顔が全国にさらされ、犯人は顔も隠してもらい少年院に行く。2年で出てきてチクッた奴を18歳になる前に仕返しするぞ。18以上のものも主犯にされたら6年だがオリンピック恩赦、平成恩赦ですぐ出てくる。
おかしいじゃないか。面白半分に人殺しをしたら死刑にしなくちゃいかんだろ。
引用
埼玉県東松山市の不良グループ「パズル」を巡る１６歳少年殺人事件で、「しずく」こと森田史優とみられる少年が逮捕されていましたが、埼玉県警東松山署は新たに中学生ら４人の少年を殺人容疑で逮捕しました。森田史優＝もりた しずく
この事件は８月２３日午後８時１５分ころ、東松山市下唐子にある都幾川河川敷で、埼玉県吉見町に住む職業不詳・井上翼くん（１６）の半裸遺体が見つかったもの。
BNJより抜粋
