か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

遊びの約束に遅れる奴。 こりゃ最低だな。

2016年09月02日 | あそび

 

 

あるとき、九州半周ぐらいのツーリング計画を立てた。日帰り。あるバカが、男達がこそこそバイクの話をしているから、自分も一様に参加したくなったらしい。

皆で止めたが仲間はずれを恐れどうしても参加すると言い張った。たとえ250でもはじめて乗るバイクで長距離を走るべきではない。

朝早くからブンブンバイクの音がすると乗らない人にとっては至極迷惑だ。事前に住民に了解を取り事後に迷惑でなかったかを確認する。それは主催者の責任だ。まともなバイク乗りの気遣いに、バカは気がつきもしない。

ガキの暴走とは違う。

僕達は準備体操を終えたが、あれほど参加したがった新参者が来ない。朝の30分はとても重要だ。通勤と重なると高速の入り口まで、とても時間がかかることになる。

おいていこうとしたまさにそのとき、バカは来た。悪びれることなくしきりに出発をせがんだ。こういう落ち着きの無いポンスケは必ず事故を起こす。

皆は遅れたバカを無視して出発した。このバカのバイクは買って間もないのに磨いてない。ツーリングに行こうというとき、前日にバイクを磨くことはとても楽しいことのはずだ。

このバカな男はカッコつけて人の趣味を覗いただけだった。高速にはいるとこのバカ、SAでウンコをした。これがとても長い。大体僕はこの頃から脳がほぼ臨界に達していた。

走り出すと一定しない走りだ。計画がバカのせいで遅れ、計算では夜の11時ごろに福岡に帰りつくことになってしまった。

途中で引き返すか、バカを無視して飛ばすか、温泉をカットするか、・・・同時に多くのことを考えた。とにかく鹿児島に着いた。

 

 

そのときバカはなんと言ったと思うか。

 

「疲れたのでバイクは運送屋に送らせる。私は列車で帰る。」

数秒間はあきれていたが、そんなことではいけない、このバカポンに天誅を下すべきだ、そう思わざるを得ない。皆は、たぶん血の気が引いてバカを見る僕の殺気を感じたようだ。

「好きにさせろよ。」といって一番でかい男が、僕を羽交い絞めにした。優しい友人達だ。

今このバカポンスケは近所の高校で校長をしている。福岡県では知的障害が進めば進むほど早く校長になった。こんなのが5000万の退職金と莫大な年金を受け取り天下りをするのか。

 

 

 

 

 

 

 


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