か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

意地を張る貧乏人は利用されるだけだ。

2013年03月23日 | 受験・学校

豊かな家庭の子どもほど、よりよい教育を受けられるのは「やむをえない」。朝日新聞社とベネッセ教育研究開発センターの共同調査では、全国の公立小中学校の保護者でそんな考えを持つ人が増え、過半数を占めていた。          2013年3月21日朝日デジタル

また本日の朝日新聞によると夫婦とも非大卒の家庭の方が夫婦とも大卒の家庭より5ポイント、経済的ゆとりがないと答えた家庭も5ポイント週6日制を支持する結果を示した。
                     2013年3月21日朝日本紙
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これにはとても悲しい現実がある。ウソをついて意地を張ってなんとか自分のおかれた絶望的な状況を糊塗しようとしているのだ。

誰が自分の子供がバカの方がいいと思うもんか。塾に行って習い事もして品のいいお友達がいて学校の成績もよくて偏差値の高い高校にやりたいとどの親も望んでいる。

ところが先生達は口では戦後の民主主義をひきずってキチガイの平等主義を唱えながら、ちゃっかり自分の子だけはいい学校に進学させている。

貧乏人はそれを見てどうしようもない壁を感じる。なぜかって?だってお前の子はバカじゃないか。そこでひそかにうなずいている自分がいるだろう。

俺がこんな成績だったからこいつがいい成績のはずなかろう。先生の息子さんの何とかさんが成績がいいのは親が優秀だったから当たり前で、どうせ俺の子なんか…

教育投資をあきらめる。あるいはその価値を自分が高校時代不勉強だったため分からずにいる。この循環は貧困の悪循環となり無能の悪循環となる。

なんと狭い視野だろう。なんと低質な思考だろう。その場その場で浮かんでは消えるうたかたのような思考だ。バカは環境により遺伝する。しかしそれが繰り返されるとDNAに刻まれていく。

その、まさにその現実を認めなければならない。金持ちの家には絵のある雑誌がない。間食をしない。政治の話をする。子供は学校で習った連立方程式の話をする。

ここまで読むのはよい方で、そろそろ嫌になってきただろう。だからいつまでたっても貧乏なんだ。

たいした金も持たぬくせ金持ちのつもりになった中流極貧は、たいした頭も持ってないくせにさも頭よさそうに日本のエリートのように振る舞い日本の進路を決めたつもりでいる。そして貧乏人はいい素質を持ちながら死んでいく。

僕はそれがいやだ。

Posted at 2013/03/21

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