今日で2013年も終わりです。
今年一年、当方の拙いブログをご覧いただきありがとうございました。
2014年は皆様にとって、より佳き年でありますように祈念申し上げます。
がらにもなく俳句の参考書をめくっていると
よびかけられてふりかへつたが落葉林 (種田山頭火)
という句が掲載されていました。
確かに、静かな植物園内を散策していると、落ち葉を踏みしめる音、落ち葉が枝から離れる微かな音
そして落ち葉が落ち葉の上に舞い降りる音、
何処で鳴いているのか鳥の声
実に様々な音が密やかに耳に届きます。
バラ園の一画で咲いていたハマナスが、スッカリ黄葉して赤い実をつけ始めていました。
まだがんばって咲いているハマナス
美しく黄(紅)葉した葉と赤い実
今日(12/27)は御用納、さすがにこんな日に植物園を訪れる人はいないだろう
と思いつつ行ってきました。
結果は、世の中には意外と私と同じような暇人がいるのだということが、よくわかりました。
今月中頃からもう開花するだろうと思っていたヒマラヤザクラ、やっと咲き始めていました。
商店街を歩いていて例年不思議に思うのですが、
クリスマスも終わると一挙に歳末へと流れが加速するようです。
空き店舗が増えている商店街、人出も普段と変わらず寂しいのですが
長年培ってきた商人の血が騒ぐのでしょうか
商店それぞれが商品も増やして、活気さえ感じられるようになります。
天気が良かった25日の長居植物園小池周辺では、
ケヤキとメタセコイヤが青空を背景に見事な世界を描いてくれていました。
一方、大池周辺の道端では、少し気の早いニホンスイセンが咲いていました