木槿(ムクゲ)は、朝に咲き、夕暮れ時にはしぼんでしまう一日花です
それがしも 其の日暮らしぞ 花木槿
小林一茶
長居植物園にて
(E-M1+12-100)
木槿(ムクゲ)は、朝に咲き、夕暮れ時にはしぼんでしまう一日花です
それがしも 其の日暮らしぞ 花木槿
小林一茶
長居植物園にて
(E-M1+12-100)
今日も猛暑日でした
出かけるのが遅れて、最も暑い中での散策となりました
余りの暑さにたまりかねたのかサギさんが、唯一の日陰となっている柳の木の下の欄に避難していました
園の一画にある緑のトンネルの瓢箪、今年は小振りものばかりようです
さすがにこの時間では、出会う人は皆無で、蝉の声だけが響き渡っていました
長居植物園にて
(D7200+70-300)
バラ園の南側で芙蓉が満開でした
単純で明快が佳し花芙蓉
高澤良一
この句の通り、見ていて単純に美しい、それが芙蓉です
散水を受けた直後だったのでしょう、水滴がキラキラと輝いて見えました
どれが芙蓉でどれが酔芙蓉なのか見分けが付きません、しかし、この赤色に惚れました
シットリと静かに咲く白芙蓉
こんな句はどうでしょうか
ゆったりと着こなす齢酔芙蓉
奥野晴山
長居植物園にて
(D7200+70-300)
シダレエンジュが開花していました。
シダレエンジュは、葉を落とし枝だけになると実に奇っ怪な姿になるのですが、
原産国である中国では、出世の樹木として珍重され.玄関の両脇に植える風習があるそうです。
日本には、仏教伝来(552年)と相前後して、入って来たと考えられています。
花期は7-8月でご覧のように白い花をびっしりと咲かせます。
前置きはこのぐらいにして、画像をご覧ください。
この猛暑続きで、時堂散水機がブンブンと音を立てて回っていました
お陰で全身ずぶ濡れになりましたが、この炎天下では大変心地よいシャワーを浴びられたと思うから、
本当に人は勝手なものですな。
長居植物園にて
(D7200+70-300)
万葉の小径で、大和撫子がチラホラと咲いていました。
撫子は花期が夏から秋に渡るところから古くは「常夏(とこなつ)」とも呼ばれていたそうです。
秋の七草でもよく知られ、秋の季語でもあります。
木陰でひっそりと咲く撫子、暑さを忘れ暫し見入ってしまいました。
長居植物園万葉の小径にて
(D7000+18-270)