日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

大阪南港ATCの夕暮れどき(2)

2012年09月30日 | 町並み・風景 大阪

 残念ながら台風の襲来であいにくのお天気となりましたが、今日は中秋の名月、そして、もう明日からは10月です。昨今の24時間は、昔の24時間と同じではないのではないか、そんな大それた疑問を持つほどに月日の経つのが速く感じる今日この頃です。
 さて、「阪南港ATC夕暮れどき」の続きです。

ATCのサンフラワー乗降口前から夕日に染まるATCの情景です。

船体を飾るイルミネーションも点灯されました。

日がすっかり落ちて街灯の柔らかい光が。

ATCの建物屋上の三角屋根にもグリーンの照明が。

頭上のお月さまが輝きを増し出しました。

このお月さまをカップルが仲良く見上げていました。

ATC一階のテラスのあるカフェ。
赤い看板が妙に寂しげに感じられるのは人影が無いためでしょうか。

END

 


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大阪南港ATCの夕暮れどき (1)

2012年09月27日 | 町並み・風景 大阪

 大阪南港のATCは、ショッピングモールなどある複合施設ですが、大阪と九州・別府をつなぐ大型フェリー「サン・フラワー」の出港地ということの方が有名かも知れません。夏の夜は夕涼みの人達や、若いカップルで賑わう湾岸です。
 少し季節外れで人も少ないだろうと夕暮れ時の刻々と表情を変える風景を撮りに出かけてきました。

着いた時はまだまだ明るく、早すぎたかと思いましたが。。。 

秋の夕暮れはつるべ落としとはよく言ったものです。
ATCの建物が夕焼け色に染まり出しました。

出港を待つサンフラワー号。

街灯がつぎつぎと灯りだします。

係留されている大阪市の帆船「あこがれ」のマストのイルミネーションが
少しづつハッキリ見えるようになってきました。

西の空にまだ少し夕日が残っています。

 夕日に浮かぶサンフラワー号のシルエット。

つづく

 

 

 


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稲渕棚田(明日香村)の風景(2)

2012年09月24日 | 町並み・風景 奈良

 先日の稲渕棚田(明日香村)の続きです。

訪ねた日、棚田の稲穂がご覧のようでした。
「お百姓さんが一生懸命に育ててくれたご飯粒を粗末にしたらバチがあたるよ」
と、母親からよく叱られました。

先日も書きましたが彼岸花はまだちらほらという程度でした。

稲渕棚田といえば案山子が有名ですが、本当に一つ一つが丁寧に作り込みされています。

浦島太郎が竜宮城を去る時の場面でしょうか。

私は、この風景と次の風景が稲渕棚田の絶景だと思っています。

この路は県道15号です。

岡を登り切ったところから右手に畝傍山を望むことができます。
さらに真っ直ぐこの路を進むと近鉄吉野線飛鳥駅前に至ります。

END

 


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彼岸花が咲き始めています 稲渕棚田(明日香村)

2012年09月21日 | 町並み・風景 奈良

 この二日、朝夕に秋の訪れを感じられるようになってきました。この涼しさに誘われて、明日香村稲渕棚田を訪ねました。
まだまだ開花は三分程度でした。

なんど訪れてもこの稲渕地区の美しさには魅了されます。

この風景を撮った後、カメラを肩からはずし、路肩に腰を下ろしてボーと過ごしました。

畦に咲く彼岸花の上に、白鷺が飛んできました、
ここに着地してくれると身構えましたが、ダメでした。
どうも、この側を流れる飛鳥川に降りたかったようでした。

飛鳥川の川縁に一本だけ彼岸花が。

棚田ののり面に咲く彼岸花。もう少しすればこの一帯が真っ赤に染まります。

稲穂と彼岸花。彼岸花は稲作文化ととも中国大陸から伝来したと言われています。
飛鳥人も無論、めでていたことだと思いますが、万葉集にはそれらしいものが
一首のみとのこと。何かそこには理由があったのかも知れません。

この自然界が生んだ造形美に、ただただ感嘆するのみ。

白色の彼岸花も咲いていました。

こちらは黄色です。

稲渕棚田の案山子(かかし)に見送られて、私も家路につきました。

END

 

 


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島根県松江市「堀川めぐり」に乗船してきました

2012年09月17日 | 古社寺巡訪・その他

 先日、下のパンフのとおり「ぐるっと松江 堀川めぐり」に乗船してきました。松江城の堀川を和船に乗って、約50分かけて、ぐるりと巡ることができるというものです。名城・松江城を堀川の水面から望むことができ、城下町松江の風情も併せて味わうことができました。

大手前発着場から乗船しました。 

船はご覧のような和船。船頭さんが一人で案内と操縦をしてくれます。

この船には少し面白い仕掛けがありました。それは船の屋根にありました。
上の写真は正常な状態です。

さて、堀にかかる橋が低いところにさしかかると

 ご覧のとおり屋根が前に倒れ、船の全高を低くして通過するという仕掛けです。船内では座っているのですが、それでも頭を相当下げなければ天井に頭がぶつかるほどに屋根は低くなります。
 このため、乗船して船が動き出すと直ぐに、頭を下げる練習を実際に屋根を下げて、乗船者全員で行なわれます。
 実際にこのように屋根が下げられるのは航行中4回?ぐらいでしたか、なかなかこれも楽しめました。(面白くて騒いでいる間に正確な回数は忘れました。すみません)

堀に面した武家屋敷です。この前を船は通過します。

松江と言えば小泉八雲ですが、その胸像が、彼が住していた武家屋敷前にあります。

松江城の石垣を間近にみることができます。

松江城天守閣の絶景ポイントがここです。天気にも恵まれ堪能できました。

 松江城は、今から400年前の慶長16年(1611年)に築城されました。焼失したり、明治の廃藩置県で廃城になって取り壊された城が多くあった中、多くの人たちの力添えで保存された貴重な天守閣です。

 やがて、乗船した大手前発着場に戻ってきました。乗船時間は約50分ですが、あっという間でした。船頭さんの名調子を聞きながら、あっち見たり、こっちを見たりしている内に船着場に戻ったという感じでした。本当に楽しい時間でした。

END

 

 


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