今日は、朝から気温がグングン上昇、正午頃には少し汗ばむほどの陽気となりました。
その暖かさに釣られてか、サクラがいよいよ見頃となってきました。
ということでサクラを撮影しようと思っていましたが、ツバキ園の前を通ると、
落下した赤い椿、まだまだ光彩を放っているものなど、様々な椿たちが目にとまりました。
落下してなお輝く赤い椿たち。
この花たちを落とした同じ枝には、新しいつぼみが膨らんでいます。
そのつぼみの横では今が盛りと咲く、生命力溢れる赤い椿。
まだまだ「負けんませんよ。。。」とやんわりと主張しているかのような赤い椿でした。
長居植物園ツバキ園にて
（D7200+18-200他）
公園内のサクラが、昨日今日の気温の上昇で、つぼみがどれもこれも大きく膨らみ、
この様子では今週末には一気に満開になるような感じでした。
長居公園にて
（E-M1）
今日は、晴れたり曇ったりながら春らしい温暖な日となりました。
公園のあちらこちらにある花壇では春の陽気に誘われて様々な花が咲いていました。
長居植物園にて
（D7200+17-70）
堺市にある大泉緑地公園を久しぶりに訪ねました。
無論、目的はこの公園の毎年見事に開花するソメイヨシノです。
少し早かったようで、まだ咲き始めたばかり、という程度でした。
毎年感じるのですが、この公園のさくらは、大きく華やかなように思います。
大泉池に浮かぶ貯水小屋を背景に入れての一枚。この公園の定番です。
今日は、お天気にも恵まれ、実に気持ちの良い時間を、過ごすことが出来ました。
大泉緑地公園にて
（D7200+17-70）
万葉の小径で朱華（はねず）が咲いていました。
「 思はじと、言ひてしものを、はねず色の、うつろひやすき、我が心かも 」
大伴坂上郎女（おおとものさかのうえのいらつめ）
万葉集に掲げられている歌の一首とパネルにありました。
「貴男のことはもう思わないでおこう、と言っていた私ですが、
はねずの花の色は移ろいやすいように、
私は、また貴男のことを思ってしまっています」
という揺れ動く恋心を詠んだ歌でしょうか。
何故「はねずの花の色」が「移ろいやすい」ものの例えとされたのか、
その理由は、「はねず色の染色された衣服は、灰で選択すると色落ちしやす」
というところから来ているとのことでした。
それにしても、そこまで思われている「貴男」は、どんな人だったのでしょうか。
もうこんな男忘れてしまおうと思って詠んだ歌であったなら、
相当のプレイボーイだったとも考えられるなぁー、
等と、花の前に置かれていたベンチに座りながら想像してみました。
しかし暫くすると、背中に暖かい陽射しが降り注ぐ気持ちの良さに、ついウトウト。
穏やかな春の昼下がりでした。
長居植物園万葉の小径にて
（E-M1）
