日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

咲き始めたカキツバタ と 白鳥 と 鯉のぼり

2014年04月30日 | 四季の移ろい 長居植物園

今日は4月30日。本当に月日の経つのが早いですね。

 

長居植物園の大池に架かる一文字橋を渡る遠足に来た小学生。
橋の欄干には、大小の色々な”鯉のぼり”が吊されていました。 

その大池の北の水辺でカキツバタが咲き始めています。

この形と配色は誰が考えたのだろう、と毎度のことながら思います。

紫色のカキツバタの横を白鳥が通過。

絵になるところで、二羽とも暫く止まってくれました。

ポーズをとってくれた後、そそくさと別の来園者の方に向かう白鳥さん。
遠足シーズン真っ只中の長居植物園、白鳥さんも忙しそうでした。 


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奈良県 唐古・鍵遺跡を訪ねました

2014年04月29日 | 古社寺巡方・奈良

先日、奈良県田原本町にある「唐子・鍵遺跡」を訪ねました。
「唐子・鍵遺跡」は、およそ2000年前の弥生時代の遺跡です。

現地に設置されている説明文では以下のように記述されていました。

「唐古・鍵遺跡は、奈良盆地のほぼ中央に位置する、弥生時代(B.C3世紀~A.D3世紀)の集落遺跡である。
昭和52年以降、継続的な調査が行われ、遺跡範囲が30haに及ぶ巨大環濠集落であることが判明した。
ムラの周囲には幅5~10mの環濠が幾重にも巡り、敵からの防御や運河の機能を担っていた。
集落の内部では石器・木器の生産や青銅器の鋳造も行い、物資の流通の中心になっていた。
また、岡山から静岡までの広い地域の人々と交流しており、近畿の中心的な集落と目されている。
また、絵画土器の点数は百数十を数え、これは全国の三分の一を占める。
なかでも、楼閣の描かれた土器は有名である。」

しかし、唐子・鍵遺跡と云えば有名なのは、絵画土器に描かれていた楼閣をもとに実際に復元された「楼閣」です。

この楼閣は、上の写真のとおりに江戸時代に築かれたという農業用ため池「唐子池」の西南隅に復元されています。

この楼閣についても、案内表示板が設置されていました。

「平成3年秋、「唐古・鍵遺跡の第47次調査において楼閣の描かれた土器片が出土し、
古代建築史上、画期的な発見として大きく取り上げられました。

この土器は弥生時代中期(紀元一世紀)のもので、既にこの時代に大陸文化を
取り入れた建築物があったことを証明する資料となりました。

一つの土器片には二層の屋根、大きな渦巻き状の棟飾り、

 

三羽の鳥と考えられる波線が、また、もう一つの土器片には二本の柱と刻み梯子が描かれています。

 

卑弥呼の住む邪馬台国にはこのような高い建物がそびえていたのでしょう。

 この楼閣は高さ12.5m、柱の間隔4×5m、柱の太さ0.5mの規模です。 

屋根は茅葺きで藤蔓製の棟飾り、窓は突き上げ窓、一枚板製の扉、刻み梯子などで復元しました。」



これだけ著名な遺跡ですが、当日の見学者は私以外誰もいないようで、雀のチッ・チッという囀りだけが時折聞こえるだけでした。



池の土手には白いペンキが塗られたスチール製のベンチが数脚、設置されていました。

その一つに腰掛けて、頬に感じるさわやかな春風の心地よさに、少しばかりの眠気に誘われながら、静かな一時を過ごしました。


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アズキナシの花 を 吸蜜する アオスジアゲハ蝶

2014年04月28日 | 四季の移ろい 長居植物園

「小手毬」の花に良く似ているが咲き方が全く違う、何という木だろうと思い近づいたところ
「アズキナシ」とプレートに表示されていました。

暫くして、アオスギアゲハ蝶がこの花の密を吸っているのに気づきました。

今年初めてのアオスジアゲハです。

まだ孵化したばかりなのでしょうか、羽に傷一つ無く、色合いにもくすみがありませんでした。
”ピカピカの一年生”の アオスジアゲハ蝶 でした。


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掲載するのを忘れるところだったポピー 長居植物園

2014年04月27日 | 四季の移ろい 長居植物園

毎年春の花の一つとして必ずブログにアップしてきたポピーですが、
今年はどうしたわけか掲載が遅れてしまい、今日、慌てて掲載する次第です。

ポピーと云えば日本名では、「げしの花」ですが、
毎年長居植物園で開花するポピーは、アイルランドポピーのようです。
花壇いっぱいに、黄、橙、白の花が乱れ咲く様は、まさに華やかそのものです。


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稚児さんが舞う「極楽鳥」は息をのむ可愛さでした 四天王寺聖霊会舞楽大法要その2

2014年04月26日 | 古社寺巡訪・大阪

 今日は、先日(4/22)に執り行われた四天王寺「聖霊会舞楽大法要」を第二回目として取り上げたいと思います。
 この法要では六時堂の前の石舞台で舞楽に合わせて舞われる様々な舞を奉納されますが、
その舞のなかで、一際観客の目を釘付けにする舞が二つあります。

 「迦陵頻(かりょうぴん)」と「胡蝶(こちょう)」です。
いずれも娯楽に棲む霊鳥・極楽鳥が囀り舞う舞楽ですが、
この舞人が背に酉之羽を着け、天冠に桜の花を差した稚児さん達の童舞(わらべまい)です。
この稚児さん達の可愛さに、唯々、舞う姿を目で追うばかりで言葉にならず、ため息さえ聞こえてくるようでした。
 それではその稚児さん達の舞いをご覧下さい。

 

 


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