今日も、朝から、晴れなのか、曇りなのか、それとも雨なのか、
真にハッキリしない天候でした。
多分、気象庁の梅雨明け「宣言」が早すぎたのでしょう。
「咲くやこの花館」のある鶴見緑地に立つ塔です。
花博のシンボルタワーとして建設されたものですが、
今となっては、周囲の景観に馴染まないその異形さばかりが目に付きます。
この塔が建設されたのは、丁度、日本経済がバブルの真っ最中でした。
改めて、バブル経済が、当時の人々の感性さえも狂わせたという空恐ろしい事実を
この塔は教えてくれているように思います。
異形と言えば、咲くやこの花館熱帯植物室でも出会いました。
「ヘリコニア・ロストラタ」という南米を原産とする植物です。
ただし、これは花ではなく苞(ほう)だそうです。
花博の塔と同じ異形ですが、こちらの異形は景観を壊すどころか、
中心部の朱色と周囲の黄色が濃い緑の葉によく映え、楽しませてくれました。
なお、英名では、その形状から「Lobster Claw(ロブスターの爪)」
または「Crabsclaw(カニの爪)」と呼ばれいるとのことでした。
※「苞」とは、
「花あるいは花序の付け根に出る葉。芽やつぼみを覆って花を保護する。
うろこ状や花びら状となるものもある。包葉。 」
goo辞書(http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E8%8B%9E/m0u/)より