白樺派の小説の主人公のように
「春の花壇は、その種類の多さに先ず驚き、次に、その可憐さに息をのむ」
と感じるまでの純粋さや鋭敏な感性等を持ち合わせていない平々凡々たる筆者でも
春の園内の花壇を飾る花々の美しさには行く度に目を奪われてしまいます。
その中から今日は「バージニアストック」という直径2cm足らずの小さい花をUPしました。
バージニアストックは園芸種で地中海を原産とするアブラナ科だそうです。
無粋な筆者などは、アブラナ科と言えば
ダイコン・カブ・アブラナ・キャベツなどの野菜を思い浮かべますが、
園芸種にも沢山あるようです。
春のうららかな陽射しを受け、
白・紫・ピンクの小さな花達が柔らかい風に揺れる姿は
春そのもでした。