日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

寒風の青空で身を捩らせるシダレエンジュ

2018年01月31日 | 四季の移ろい 長居植物園


シダレエンジュは、厳しい冬から樹木を守るためある意味徹底的に剪定されます。

そのため、その姿は、下の写真の通り寒風の青空でまるで奇怪に身をよじらすようにも見えます。

しかし中国では同じように冬に剪定されたシダレエンジュの枝が

龍の爪に見える事から、別名はリュウノツメエンジュ(竜爪槐)とも呼ばれて、

大変縁起の良い木と考えられ庭木としてよく植えられるそうです。

見る人それぞれ、あるいはお国柄によってものの見方は大いに異なるのだと、

あらためて考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

長居植物園にて
(α7Ⅱ+28-70)


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満作(マンサク)がチラホラと咲き始めました

2018年01月30日 | 四季の移ろい 長居植物園


寒い中、二日連続の外出でした。

快挙ですな!

帰宅後、半分眠りながらテレビのニュース番組を見ていると、
いつの間にか天気予報となっていました。

「来週から再び寒波が到来!」とさかんに注意を促しておりました。
この調子では、春はまだまだ遠いようです。

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甘い香りで周囲を満たすソシンローバイの横で、
対照的に地味な花、満作がチラホラと咲き始めていました。

 

満開のソシンローバイ。実に甘い良い香りで来園者の脚を止めていました

 

その横で、まことに地味な満作が咲き始めていました

よく見ないと花が咲いているとは思えないパッとしない花の形状ですが、

満作という名の由来の一つに
「春に他の花に先駆けて咲くので ”まず咲く花”ということでだんだんと”まんさく”に]
というのがあるようですから、なかなか幸先の良い花なのです。

期待しましょう!

 

 

 

 

長居植物園にて
(α7Ⅱ+28-70)


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サザンカ と 野良猫 と 日向ぼっこ

2018年01月29日 | 四季の移ろい 長居植物園


今日は、寒さが少し緩みました。

と言うことで、ごそごそと炬燵から抜け出し出かけて来ました。

 

 

日当たりの良いベンチで談笑されるお二人、その後方には赤いサザンカが満開でした

 

その中の一輪

 

その下では公園の住人も日向ぼっこです。
くつろぎ中のところを邪魔されてご機嫌を損なったようです。
スミマセンでした。

 

 

 

 

 

大泉緑地公園(堺市)にて
(d7200+18-270)


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水仙を接写して口尖りゆく 今井 聖

2018年01月28日 | 四季の移ろい 長居植物園

 

水仙を接写して口尖りゆく

今井 聖

水仙を接写しようとしてかがみ込み、そして少しでも手ぶれせぬようにと息を止めシャッターを切る。

この様子を詠んだ句です。

確かに息を止めているだけで無しに、口元がだんだん「尖りゆく」のが解って

我が事ながら思わず笑ってしまった経験が幾度もあります。

さすがですね、この句は。

 

 

 

 

 

 

 

 

長居植物園にて
(E-M1+12-100)


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枯れ芦の擦れ合ふ音に日の匂ひ 斉藤たま江

2018年01月27日 | 四季の移ろい 長居植物園

 

冬眠を続けております。

と言うことで、蔵出しのアップです。

大池にはあちこちに葦が茂っていますが、

ごく私的な感想ながら

その日その日の気温やその日の気持ちのありようで、見える様子が、様々に変化する不思議な植物です。

今日は小春日和に感じた枯蘆の光景をピックアップしてみました。

 

枯れ芦の擦れ合ふ音に日の匂ひ 

斉藤たま江

 

 

 

 

 

 

 

長居植物園大池にて
(D7200+17-70)


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