2週間前、連絡くださいと義兄からのメールに何事かと思い電話をした。
受話器の声が妙に低い・義姉がお掃除の時に寄りかかった手すりのネジが
外れていたらしく4階から転落・・頭と腰を強く打ち意識がないと・・
身体が震えた・・自宅のビルは1階が貸店舗で12月の片付けで店主が
いつもより早く出勤していたことで、もの凄い音にきずき対応してくれた
こととビールやお酒の瓶を片付けた後ビール箱を置いていたことでその上に
落ちたようで、それがクッションになったことやいくつかの偶然が重なり
不幸中の幸いで・・とはいうものの病院に駆け付けた日から祈るだけの日々・・
腰の手術の後、意識が戻り手に繋がれていた様々な器械が外されお粥を食べ、
会話ができるまでに・・皆嬉しさに安堵し今日は明るい気持ちで病院に出かけた。
義姉の生命力の強さと奇跡的な幸運・・本当に良かった。。病室を後にしたとき
こらえていた涙が一気に溢れた。
帰りは夫と二人で少し遠回りし歩きながら、人の運の境界線の妙を話しながら
私達家族にとっての一年を振り返る。。公園を横切り目の前の東京タワーが眩しく映った。。