週末、森沢明夫さん著の「虹の岬の喫茶店」を読んだ。
森沢さんの作品は、高倉健さんが主演で映画化された「あなたへ」に続いて2作目である。
小さな岬の先端にある喫茶店で、美味しいコーヒーと、
お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる年配女性・柏木悦子さんと
その店に引き寄せられるように集まる人々との話。

とても感動的というわけではないが、心温まる作品である。
仕事が忙しいときなどに読むといいかもしれない。
この作品も今秋、「ふしぎな岬の物語」というタイトルで映画化されるらしい。
出演は、主役の悦子役に吉永小百合さん(悦子さんのイメージに合います)。
浩司役に阿部寛さん、タニさん役に笑福亭鶴瓶さん、竜崎みどり役に竹内結子さん。
映画館へは足を運べないと思うが、DVD化されたら、観ようと思う。
最近、本を読むと、いい言葉が胸に残る。
この作品では、ガンディーの言葉として、次の言葉が出てくる。
「間違えを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない。」
また、悦子さんの言葉で、次の言葉がある。
「過去を懐かしむことが出来るということは、あなたたち二人はきっと、
今の自分自身をちゃんと大事に思えるということだと思うわ。
過去を懐かしむということって、自分の生きてきた道を受け入れられている証拠でしょ。
辛かったことも含めて、これまでの人生の積み重ねをまるごと肯定できているから、
あたなたちは『懐かしい』っていう気持ちで当時を思い出せるのよ。もっといえば、
積み重ねそのものが、いまのあたたちなんだから、自分を肯定して、受け入れて、
大事に出来ているっていうことになるでしょ。」
年をとれば分かるのであろうが、
この年でもこういうことを知ることが出来るのは、読書の素晴らしいところである。
おまけ、「蟋蟀」は何と読むのだろうか?
正解は「こうろぎ」。なかなか読めませんね。
森沢さんの作品は、高倉健さんが主演で映画化された「あなたへ」に続いて2作目である。
小さな岬の先端にある喫茶店で、美味しいコーヒーと、
お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる年配女性・柏木悦子さんと
その店に引き寄せられるように集まる人々との話。

とても感動的というわけではないが、心温まる作品である。
仕事が忙しいときなどに読むといいかもしれない。
この作品も今秋、「ふしぎな岬の物語」というタイトルで映画化されるらしい。
出演は、主役の悦子役に吉永小百合さん(悦子さんのイメージに合います)。
浩司役に阿部寛さん、タニさん役に笑福亭鶴瓶さん、竜崎みどり役に竹内結子さん。
映画館へは足を運べないと思うが、DVD化されたら、観ようと思う。
最近、本を読むと、いい言葉が胸に残る。
この作品では、ガンディーの言葉として、次の言葉が出てくる。
「間違えを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない。」
また、悦子さんの言葉で、次の言葉がある。
「過去を懐かしむことが出来るということは、あなたたち二人はきっと、
今の自分自身をちゃんと大事に思えるということだと思うわ。
過去を懐かしむということって、自分の生きてきた道を受け入れられている証拠でしょ。
辛かったことも含めて、これまでの人生の積み重ねをまるごと肯定できているから、
あたなたちは『懐かしい』っていう気持ちで当時を思い出せるのよ。もっといえば、
積み重ねそのものが、いまのあたたちなんだから、自分を肯定して、受け入れて、
大事に出来ているっていうことになるでしょ。」
年をとれば分かるのであろうが、
この年でもこういうことを知ることが出来るのは、読書の素晴らしいところである。
おまけ、「蟋蟀」は何と読むのだろうか?
正解は「こうろぎ」。なかなか読めませんね。