けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「白ゆき姫殺人事件」(湊かなえ著)

2014-03-18 18:00:00 | 書籍(コミック)
先週、湊かなえさんの「白ひめ姫殺人事件」を読んだ。
湊先生の作品は、実はこれが初めて。



「白ゆき」という石鹸が大ヒットした日の出化粧品に勤める、
美人OLの三木典子(みきのりこ)が殺害された。

その容疑者に同僚の城野美姫(しろのみき)が浮上。

フリーライターの赤星雄治(あかほしゆうじ)が彼女にまつわる話を
職場の同僚やかつての同級生などに取材等していくというもの。

本編と参考資料が分かれており、構成としては読みにくかったが、
参考資料は読んでも読まなくてもあまり影響はない。

この作品を読むと、親しいと思っていても、所詮他人は他人だと思う。
(この場合、親も他人のようであったが)
また、同じ言い方でも表現の仕方で、黒にも白にもなってしまう。
分かってはいたが、マスコミは怖いし、ずるいと改めて思った。

本作品は、井上真央さん主演で映画化される。

井上真央さんは、
おひさま」の陽子役、「トッカン」のぐぅちゃんこと鈴宮役といい、
異なる役柄を上手く演じている。

城野美姫役もまた異なるタイプであるが、どのように演じるか楽しみである。
DVDになったら、借りようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする