けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「夏の騎士」(百田尚樹著)

2019-09-06 21:00:00 | 書籍(小説)
百田尚樹さんの「夏の騎士」を読んだ。

百田さんの作品は、「永遠の0」、影法師」に
次で3作目である。



結構良かった。またいつか再読したい。
染み入る言葉としては、

人生は攻撃よりも
守るほうがずっと困難で、しかも大切だ。

人は誰でも、
自らが思い描く理想の自分がいて、
それは多くの場合、
現実の自分とはかなりな開きがある。
人はその差を埋めようと努力するわけだが、
中には理想像を描くだけで満足して、
少しもその差を埋める努力をしない
人間がいる。

人生の成功者は、
優先順位を間違えない人間だといえる。
簡単に言えば、「今やるべきことをやる」
これができる人間は成功を収める。
中略
成功へのただ一つの道であり、
しかも最高の法則は、
「今やるべきことをやる」ーそれだけだ。

(優等生が勉強という苦痛をできるのは)
優等生はその苦痛を充実感に変えたり、
その結果得られることを、
楽しさに変換しているだけなのだ。

子供時代や十代に
そうした負荷をかけずに過ごした者は、
社会に出て苦労することになる。
大人になってから、
嫌な仕事や退屈な仕事を続けることに
根気をなくす人をよく見たが、
全員とは言わないまでも、
子供時代や十代のころにそうした負荷を
背負わずに来た人が多かったように思う。

人の運命というのは偶然のように見えて、
すべてが不思議な必然で
結ばれているのかもしれない。

人生はベストを尽くせばいい。
その結果に関しては
何ら恥じることはないということを学んだ。
恥じなければならないのは、
ベストを尽くさずに逃げることだ。
そして自分に言い訳をすることだ。

人はみな勇気の種を持っている。
それを大きな木に育てるのは、
その人自身だ。
そして、勇気こそ、
人生で最も大切なもののひとつだ。

今日のおまけ。

休日の午前中、朝ご飯も食べ、のんびり。



場所を変えられてしまった。



逃げないでよ。



おしまい。




コメント
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