TSUTAYA「シネマ ハンドブック２０１２」は２００円！

ＴＳＵＴＡＹＡでうろうろしていたら、「シネマ　ハンドブック２０１２」が置いてあった。
思わず手に取る。パラパラめくったら面白そう。
値段は情報満載で２００円。ページ数が２２４ページ。１枚１円にもならない。
即購入。

最初にレンタルランキングベスト５０が並び、次にジャンル別にベストムービーが紹介される。
個人的には１位の「ハリーポッター７」は納得するが、２位の「ナイト＆デイ」は、レンタル数は多くても満足度は低いんじゃないかと思ったねえ。面白くしようとし過ぎてつまらない作品となった典型。

そして「映画を愛する著名人１９人（中途半端な数字がいい）が独自の切り口でレコメンド」がまた興味をそそる。
自分の勝手なテーマによるベスト１０だったり、ベスト５．例えば、小島慶子が「親と子の関係を考えさせられる映画５本」とか、モト冬樹が「愛しのニコラス・ケイジ出演作１０本」なんてのが合計１９人分紹介している。これもそれぞれの個性が浮き出て面白い。

そしてＴＳＵＴＡＹＡ一押し企画である「発掘良品」について、「１００人の映画通が選んだ本当に面白い映画」という特集が巻末を飾る。
「発掘良品」のレンタル回数トップ５が紹介されている。
第１位が「ヒート」というのがいいねえ。あの銃撃戦はアート。

最後に各映画賞の受賞リストが掲載されている。

こうやって見ていくと、この本は永久保存版の感じ。
この本を見ながら次にレンタル作品をゆっくり選ぶのが楽しそう。

そしてこれがたったの２００円である。２,０００円だったらちょっと深みが足りないんじゃないの、なんて思ってしまうが２００円だからねえ。
気楽に好きなところから読む。

そんな感じで読むのがぴったりの本である。購入をお勧めします。人気ブログランキングへ