かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 (スウェーデン版)

2012-03-08 22:59:27 | 日記
実は、ミステリーの傑作と評価されるスティーグ・ラーソンの原作を読もうと思っていたところ
TSUTAYAにスウェーデン版のDVDが置いてあり即レンタルした。
ネットでもこの作品の評価は高い。
知っている役者が一人もいないところも余計にミステリーとしての興味を煽る。(だって役者で犯人が分かってしまうからねえ)

70点。

テーマは暗く陰湿。女性の中には拒否反応を示す人もいると思う。

聖書から引用した連続殺人というと「セブン」を思い出すが、この作品に奥行きを与えていることは確かである。

あらすじ: ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、ある大物実業家の違法行為を暴露し、名誉棄損で有罪になる。そんな彼に目をつけた大企業の前会長が、40年前に失踪(しっそう)した自分の血縁にあたる少女についての調査を彼に依頼する。ミカエルは天才ハッカーでもある調査員リスベット(ノオミ・ラパス)と協力して、未解決事件の真相に迫る。(シネマトゥデイ)

この作品の最も魅力的な部分はノオミ・ラパス。彼女のふっきれた演技と覚悟は、究極の役作りの結果と言える。
そしてこの作品のキーとなるアイテムはパソコン。しかもアップル。
40年前の話を現代に戻す。上手いアクセントのつけ方。感心した。

ミステリー、サスペンス、アクションが自然に混在して成功している稀有な作品。
横溝正史作品の空気感にも似ている。

最後に2作目、3作目の予告編がDVDに入っているんだけど、とっても観たくなった。
またレンタルしてこよう。だって3作を観て初めてリスベットの闇が明らかになるからである。

原作は読まないのかって?原作を分かりやすく映像化してくれているからこっちでいいや。
もとい!こっちのほうがいいや。(笑)
コメント
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