ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

グンゼ:4号戦車F2型基本塗装

2009-05-01 23:31:47 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

いよいよ4号F2の塗装に入るわけですが、今回は東部戦線・グレー単色(またも単色)でいくことにしました。グレー単色というと大戦初期のドイツ装甲車両特有のもので、他国のAFVには見られませんが、これは森林地帯の暗がりを使って車両を秘匿し易くするとか、敵味方識別の意味などがあったようです。

さて、戦車模型においてのグレー(シュバルツグラウ)単色仕上げについてですが、一般に、ホントのグレー、濃い灰色を塗ってしまうモデラーが多いようです。間違いではないし、私も過去そういった色で仕上げてきました。しかし、実物と同様に~たとえばスケールエフェクトとして白を20%程度混ぜたにせよ~塗ったからといって、模型の場合は良い仕上がりになるとは限らないと感じます。

グンゼのこのキットにも、塗装見本の写真として、ライプシュタンダルテ・SS・アドルフ・ヒトラー所属のグレー単色塗装の写真が載っているのですが、全くもって模型映えしないというか、退屈でよくありがちな塗色に見えます。

この、ありがちな塗装を何の疑問もなく実行するのはあまりにも、新味がない。

というわけで、あえて掟破りな色を塗ることにしました。AFVモデラーの固定観念として頭の中にあるシュバルツグラウ1色の仕上げを、「結果として連想させる」色なら要するに何でもいい。まだ明確なイメージを掴んでいるわけではありませんが、模型を創る度、何か人と違った事をやらなければ、いつまでも進歩が無いし、独自の作風も確立出来ないと思うのですが。

 

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というわけで、タミヤアクリルのXF-23ライトブルーをそのまま使う。いつものようにクリアーを添加し、サテンになるようにする。

 

 

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おそらくウォッシングをした後は、シュバルツグラウが褪色した感じになる(はず)。この色は明るいのでスケールエフェクト的にも良い。

 

 

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AFVモデルは、ウォッシングを考慮して、明るい色調にしたほうが良いのでこの色はいい感じ。

 

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接着を考えて、転輪の差し込み部分はマスキングをしておく。

 

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心配していた溶接跡の過剰表現だが、まぁ・・・何とか・・・許容範囲かな?

 

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あとは充分時間を取って乾燥させ、ウォッシングを行う。

 

 

 

 

 

 

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