クルマ好きな人なら、愛車に出来た凹み(いわゆるエクボ)を許せない方も多いのではないでしょうか。
我がレガシィも、3年前の購入時に、大小のエクボがアチコチにあるのを発見して以来、いつも心に引っかかっていました。
この車は以前にも書きましたが、北海道の日産ディーラー系中古車店でネットを通じて購入(日産GET-U)。
ネットでの画像では、バックグラウンドが雪(笑)、その上ボディーカラーはエクボが目立たぬ白。エクボなど判りません。ネットでの購入、また中古でもあることから、ある程度それなりのボディコンディションだろうとは思っていましたが・・・・・
私の洗車は手洗いが基本、当然愛車の隅々まで目に入ってきます。
クルマをピカピカにするにつれて明らかになってきた大小のエクボ・・・・その中でも「大」のほうに入る、左フロントフェンダーのエクボを直そうと決意しました。
しかし・・・・・板金屋に出せば少なくとも4~5万は掛るのは必定。この不景気にそんな出費は出来ません。「フェンダーごと交換すりゃ安くあがる!」そう考え、ヤフオクで左のフェンダーを物色。
物色自体は数年前から続けていたのですが、なんとなく踏ん切りというかキッカケがつかずここまでズルズルと来てしまったワケで。
ヤフオクではご存じの通り、車体のパーツが安値で放出されています。左フェンダーの白も多く出品されており、値段もピンからキリまで。その中から、程度の良さそうな2500円のモノを落札、安い!!送料込でも5000円。あとはDIYで交換すれば工賃ゼロだぜ(笑)!・・・・と交換に向け気合も入っていたのですが・・・・・
甘かった・・・
これが問題のエクボ。ホイールアーチのフレアの上あたり。BE型の特徴であるサイドのキャラクターラインがぶち壊しになってしまうのが許せなかった。この写真は判り易いよう、画像の陰影を強調しています。
美しい 陰影を醸し出す造形が台無し。恐らくドアパンチによるものと思われます。
これがヤフオクで購入したフェンダー。小傷はあるものの、ヘコミも無くイイ感じ。
他のサイトで見た脱着の方法を参考に、作業に取り掛かったのだが・・・・・
フェンダーを交換するには①サイドステップ②ヘッドライト③バンパーの脱着が必要になります。
まずは順番通りにパーツを外して行きました。10年落ちのクルマだけあって、見えない所の汚れは凄まじい。
ここから先が進まなかった・・・・・ボルト類は腐ってねじ切れ、ピンはバラバラに、そしてバンパーへの固定ボルトは固着して回らず・・・OH MY GOD!!大きな脱力感とともに力尽きました・・・・・・
ボルトは融雪剤の影響で、予想以上に劣化が進んでいました。
しかし交換は今日中に実施したい(この時点でPM2:30頃)。速攻でスバルに電話、交換を依頼する事になりました。
しかし行きつけのスバルでは、「時間がかかる作業となりますが、お貸しできる代車がありません」と言われ、パスする事に。う~・・・(--〆)
もう一件、少し遠いとこなのですが別のスバルに連絡を取ると、対応可能との事
(^O^)/。今日中に終わらないかなしれないな、と思っていましたが、3時間くらい代車でブラブラするうち、PM6:00頃「終わりました」との連絡がありました。
スバルでの交換が完了(笑)。きれいに仕上がり、ピンなども新しくしてもらいました。
取り外した古いフェンダーの一部。ここの穴に入る2本のボルトをちぎってしまいました。
とも回りしていた部分はスバルでもてこずったらしく、カッターで切ったようです。
チリもバッチリ合っており、まぁ、最初っからプロに頼めば良かったなと痛感しました(笑)。
この美しいラインが生き返り、大満足。工賃も13500円位、トータルで18500円位で、やはり板金より大幅に安く仕上がりました。
この、ショルダーの凸面から凹面に切り替わる陰影が実に良い。良かった。ただし、良~く見ると微妙に色が違います。晴れてる日には判りづらいですが。バンパーが変色してきてるので尚更。でもいいや(^^♪
ホント、世の流行に乗らない性格なので・・・今頃になりました。
今後はレガシィ本来の「グランド・ツーリング」を満喫したいもんです。
まだまだコイツには頑張ってもらわないと。新しいクルマの購入資金なんて無いんだから(笑)。
次はどこをイジろうかなぁ~・・・・・・