ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

HDDデッキ 逝っちまった(泣)

2010-11-28 16:07:31 | その他雑談系

Pickup_rdxv44

私の愛機、東芝RD-XV44が壊れました。

現在、世の人々がどれだけ、TV番組を録画・保存しているのかよく判りませんが、主流になってきているのはやはり、HDD(ハードディスク・ドライブ)内蔵型DVDレコーダーではないでしょうか。

私はどちらかというと、番組をリアルタイムで見る人間ではなく(その時間はたいがい他の事をしている)、録画予約して後で見るタイプなので、デッキ選びには昔からウルサイ方でした。

ビデオデッキに関してはビクター派で、映像の綺麗さで長らく色んな機種を愛用してきましたが、数年前に革命的な録画機種が誕生。

それがHDDデッキです。

これにはビデオにはないメリットがいくつかあり、挙げてみると

①かさばるビデオテープがいらない

②ビデオテープのように、メディアの保管場所・保管方法に気を使わない

③長時間番組を録画できる(録りっぱなし)

④毎週予約が可能(テープの出し入れも不要)

⑤ビデオでは面倒な編集が可能

しかしデメリットもあり、

①HDDに録画した番組はそのデッキ(がある部屋)でしか再生出来ん

②壊れるとHDD内のデータが全てパーになる

③編集には少し専門知識が必要

④映像的な再現性ではビデオテープに劣る(最高はD-VHS)

⑤アナログ派、年寄りには難しい操作(横文字多い・メディア使わない)

私もHDDに移行する際は苦労しました(東芝RDだけになおさら)。

ビデオは、初めて買ったその日から操作が出来る簡単さ・単純さがラクでしたが、HDDではそうはいきません。

「VRモード」「プレイリスト」「ADAMS」などなど・・・「はぁ?」(笑)という言葉が羅列された分厚い説明書を3冊読破し、更にはDVD1枚に保存するにはビットモードをいくつにしなければ入らないとか・・・

東芝のRDシリーズは主に、編集をするようなマニアに向けた機能が売りとなっており、一般の人が使いこなす事はほぼ不可能・・・というかその性能をフルに引き出す事はまずしないでしょう。

しかしひとたびその性能に惚れ込んだ者は、決してパナソニックやシャープなどのメジャーどころには買換えられなくなります。

私もその中のひとりなのですが、この度5年ほど頑張って働いてきた愛機・東芝RD-XV44がついに壊れました。(VHS・HDD・DVDの3in1)

Hdd_002

前兆はありました。秋口頃から、本体の中からと思われる「ブーン」という異音が聞こえ始め、その少し前には、再生時に「再生できません」というウインドウが画面に出てきたり・・・

そしてつい最近は、電源を入れて数分後には勝手に電源が落ちるという事態になり、なんとか通電するようになったと思ったら、今度はHDDが死んでる!

はぁ~・・・まいった。溜めておいたHDD内の珠玉の番組類が全てパーに・・・

ボーナスが出たら買い換えようと思って、それまでは壊れないでくれ!と祈っていたんですが(笑)。

Hdd_004_2

HDDデッキの一番危険なパターンでの壊れ方をしました。

VHSとDVDプレーヤーは未だ死んでないんですが。

修理してもデータは復旧しないので、買い換えるしかないでしょう。

新しいデッキを買う、会社で誰かにその相談をしたくても、会社の人間は野球を見ながら酒を飲めればいい、あるいは録画という行為自体をしない人ばかりという、とても相談相手にならない「ダメだこりゃ」状態。

東芝は、RDのコアなファンが渇望していたブルーレイのデッキを今年発売しましたが、その実態はレグザ(TV)と抱き合わせて買わせるための、単なる録画機。

マニアックな編集などとても出来ないような普及機らしく、ファンを心底からガックリさせました。

似たような性能ではSONYからも発売されていますが、SONYの製品は高性能だけども壊れやすいとか、使いづらいというイメージがあり、しかも高い。

東芝はDVDの規格戦争に敗れてから、デッキ(バルディア)の価格が急降下。

価格的には今ではお買い得となっています。

ただ、私的には一般社会でこの先ブルーレイが普及するとは考えにくい(ディスクが高い・HDDで見たら消すというパターンが定常化しているから)ので、高価なBDデッキとはせず、これと同じように普通のデッキを買おうと思ってます。

今まで250GBでしたので、1TB位のを今物色しています。

・・・まったく、予定外の出費だよなぁ~。

コメント
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