ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

これからUFOの話をしよう(Rendlesham Forest UFO case-1 )

2012-06-22 23:08:54 | UFOの研究(信憑性が高いもの)

【UFO事件の見方について】

これから一つのUFO事件を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

その事件というのは、たった一晩でブログに書き込めるような小事ではないので、今までずっと、載せる事に踏み切るべきか否か躊躇いがあったのですが、何回か連載というカタチで紹介したいと思います。

私は、「自称UFO研究家」としての顔を持っています。

しかし、オカルトの1ジャンルとして見られがちなUFO現象は、到底マトモな人が真面目に議論するような話題たりえないのが、一般的なトコロです。

ですから私も、会社でそういう話をするわけではありません。

頭がおかしいと思われますから。

何故、UFOは真面目な話題にならないのか。

日本のテレビが「馬鹿な話」にしてしまったのです。

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↑監禁された宇宙人がストレッチする映像

年末になると、ビートたけしの「超常現象?Xファイル」が放送されるのが恒例となっていますが、そこに出てくるビリーバーの人たちの、なんとあきれる発言の数々。

「金星人の住民票がある」って・・・

まぁ、韮澤氏と大槻教授のこのバトルは、バブル期の深夜番組「プレステージ」からずっと続いているワケなんですが。

また、時々スポット的に放送される「UFOの映像」なるものも、CGなのが雰囲気で判ってしまうものばかり。

そういった、現在世の中に伝搬しているアホ話、ニセ映像を廃し、私が「これは一体何だったのだろう」と頭の中をショートさせ、考えこむUFO事件が、3件あります。

①1980年、イギリスの空軍基地脇の森で起きた事件

②日航ジャンボ機がアラスカ上空でUFOと遭遇した事件

③ベルギーで多数目撃された、三角形のUFO

国内では、「ロズウェル事件」の陰に隠れ、もはや取り上げられない事件ですが、海外のメディアでは今でも調査され、UFOの歴史上最も信憑性の高い事例として常に挙げられるのが、この3つの事件です。

今回は、私が最も興味をそそられ、今でも繰り返し振り返るのが①の事件です。

それは何故か。

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多数の訓練された兵士達が森の中で「何か」を目撃し、自らもその当事者となった将校が作成した公文書による記録が残っている事件であるにもかかわらず、何も解明されていない、いや、真相を知っている者が存在しているかもしれないながら、どうも隠されているらしいからなのです。

隠されているとしたら、理由があるはずです。

【UFO情報が機密になった理由】

しかし、あまたのUFO研究家が声高に叫ぶように、いわゆる「UFO隠蔽論」を持ち出すわけではありません。

「UFO隠蔽論」というのは、こういう事です。

アメリカではかなり以前から、軍関係者からの証言としてUFOに関する政府組織の機密公文書があるというのが判っていました。

弁護士を責任者とするUFO研究団体(名称は失念)が「秘密のUFO公文書を出せ!」という裁判を起こしました。70年代後半だったと思います。

アメリカには情報公開法というものがあり、結果この法律の正式な適用によってUFO関連の機密文書が935ページも出てきました。

実際に、UFOに関する情報~その正体はともかく~は膨大な量だったわけです(これでも全部ではなかったようです)。

これは当時、アメリカ社会だけでなく世界にも衝撃を与えました。

しかし、公文書に記載された文章の「肝心な」部分は黒く墨塗りされていて、読めない状態となっていました。

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UFO研究家は、この墨塗りされた箇所こそ、「UFO」と「宇宙人」に関するものであり、従って政府はUFO実在の証拠を隠している!隠蔽だ!と早合点しました。

そして、宇宙人から提供された技術を最高軍事機密として扱い、それを国民に隠しているのだ!

これが「UFO隠蔽論」です。

情報公開法というのは、市民の訴えなら何でもかんでも出しますよ、というものではなく、一応公開するにあたっての条件が付きます。

それは、「国家安全保障及びその責務」と「個人のプライバシー」に関しては、公開しなくてもよい、という条件です。

UFO公文書の墨塗りがあったのは、この条件のどちらかに該当しているからです。

と、アメリカの裁判所で判断したのです。

それは「国家安全保障」です。

つまり、UFOというのは「現象」として今この瞬間にも世界中で実際に起こっているワケで、未確認の飛行物体ですから目撃事例やレーダー記録などがかなりの数で存在するのです。

軍隊や諜報機関が、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのような手段で」この情報を得たかなど、安全保障上の責務において公開するはずがありません。

仮想敵国だけではなく、同盟国にも自分たちの手の内は明かさないのです。

この情報収集源/収集手段を公開する事がすなわち、国家の安全保障を揺るがしかねないからこそ機密事項として墨塗り(非公開)されたというのが真相なのですが、UFO研究家の多くは今でも、この非公開の部分こそUFO実在の根拠として疑わないようです。

公開された文書には、宇宙人実在を証明をするようなくだりがひとつも無いのにもかかわらず、です。

私はこういった隠蔽論や、「宇宙は広いのだから、既知の科学では理解できない技術で宇宙人は地球に来ているはずだ」と胸を張るような盲目的ビリーバーとは一線を画します。

私が知りたいのはノイズを廃した「真実」、それだけなのです。

【好奇心の扉を開けよう

今までマスコミが喧伝したように、本当にUFOは他の天体の住民の乗り物(エイリアン・クラフト)なのでしょうか?

それとも、先入観が生み出した見間違い?

「円盤型」っていうカタチ、マスコミが生み出した間違いだと知ってる?

大事なポイントとして押さえておきたいトコロは、UFO現象のほぼ全ては、地球上で起こっているという事です。

そして、世界中の疑い深いUFO研究家でさえも、解き明かせない謎として最期まで宿題として残った事件が、先程挙げた3件の事例なのです。

次回は、1980年12月、イギリスの駐留米軍基地近くの「レンデルシャムの森」で起きた、不思議な事件を紹介していきましょう。

Rendleshamstory

この事件も兵士たちに緘口令が敷かれ、「機密事項」となっていた事件です。

次回の更新までの間、秘密であったこの事件が明るみに出たきっかけをつくった、ひとりの米軍兵、仮名「アート・ウォーレス」空軍一等兵の証言を見てみましょう。

↓※イギリスBBC放送のインタビュー

http://www.youtube.com/watch?v=sfQrrhLALPU&feature=related

(続く)

コメント
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