お茶会に行く機会がありました。
ここ東山荘は、現在は名古屋市の管理ですが、以前は名古屋の豪商の持ち物だったところです。
静かな住宅地の中、趣のある建物と庭園があります。
お茶をいただくだけでなく、ひょっとしてお手伝いもすることになるかと、洋服にするか、和服にするか迷った末、結局和服で行くことに。
季節的に、この時期の着物は一重になります。
それこそ、40年以上前、母が揃えてくれた着物です。
年月が経ってもさほど古さを感じないのは、やはり和服の良いところです。
むしろ、昔のものの方がクオリティは高いかもしれません。
昔の着物は、少し派手だからとか、今とは柄行が違うとかで、リフォームの話もよく聞きます。
が、揃えてくれた人の気持ちを大切にしたい・・・そんなことを、近頃ますます考えるようになりました。