5月22日、我が家のササユリが咲きました。
昨年荘川村のササユリの自生地を訪ねた折、近くの道の駅で購入してきたものです。購入時、花は一つでしたが今年は2つに増えました。
蕾から萎れるまでのササユリを観察してみました。
5月22日10時、蕾がふっくらしていて今にも開きそう。
その日の午後4時の姿です。
開いたばかりの瑞々しさがみてとれます。
翌23日午前8時。更に開き、色合いも昨日より濃くなりました。
26日午前7時、つまり開花して5日目ののササユリです。
少し花びらの張りに変化が現れていますが、まだまだ元気です。
そして今朝(27日)の雨に濡れたササユリです。
この萎れ具合は雨にあたったせいか、それとも、そろそろ一生を終える最後の姿でしょうか。軒下に移しておけばまた違ったかもしれません。
開花して6日間、清楚で美しい姿と気品ある香りを楽しませてくれました。
最初の内は花びらに張りがありましたが、日に日にその張りが失われて行きました。
自分自身の肌を見ているようです。
”生きとし生けるもの全て、刻々と変化し必ず終焉を迎える”
そんなことを改めて教えるために、このササユリは私の前にやってきたような気がします。