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海上自衛隊ミサイル艇しらたか PG-829しらたか 停泊姿

2021年07月30日 22時33分59秒 | 海上自衛隊
はやぶさ型ミサイル艇6番艇(小さい自衛艦艇は艇)
建造価格は航空自衛隊のF-2戦闘機が約132億円に対して はやぶさ型ミサイル艇は1艇94億円
佐世保地方隊佐世保警備隊に所属するミサイル艇
2004年3月24日就役 乗員21名 全長50.1メートル 全幅4.2メートル 吃水1.7メートル
小柄な高速艇ですが 戦闘指揮所が別に配置されておりCICではレーダー情報・リンク情報・76㎜単装砲や90式SSM発射筒の発射管制及び発射をおこなっているようです
エンジンは LM500-G07ガスタービンエンジン(5,400PS)× 3基 でポンプジェット推進 (Pump-jet)(ウォータージェット推進)3基
16200馬力で速力44ノット(時速81km/h) 兵装はステルスシールドで覆われた 62口径76ミリ単装速射砲 × 1基 と 後部甲板に設定された90式 SSM連装発射筒 × 2基(艦隊艦ミサイル)
後日装備で赤外線暗視装置や衛星通信装置の装着 防弾板の設置などテロ対策・不審船対策の装備も追加されている。
背中に対艦ミサイルを抱えて高速度で迎撃してヒットアンドアウェイで対応するのが任務 
汎用護衛艦と異なり一つのことに絞り込んだ護衛艦艇・・・組織の中では異色の立ち位置です。
あぶくま型護衛艦とともに最前線で運用され近隣からの潜水艦追尾などにも使われているようで 発見したのは◯◯と報道される時にはやぶさ型ミサイル艇の名前が出ることも多い
船体は速度重視設計のために軽量化を図りアルミ合金を多く使用し耐用年数は他の護衛艦と比較すると短くなるのは仕方がないことで耐用年数は20年弱と予想されており退役が始まるのは近いと思われます。
以後は建造中のFFMもがみ型護衛艦や 建造予定の 海上自衛隊哨戒艦にその任を譲ることになるのでしょう。
はやぶさ型の主武装、90式艦対艦誘導弾。連装2基で計4発(常時4発搭載ということはなく2発や3発という姿もあります)


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