相方の手術は無事済みまして 今日退院です。
これから1ヶ月間札幌でリハビリの予定です。
で 今回は「太郎の時代(3)」のお話です。
「Planet Earth 太郎の時代(3)」 410×500mm ED 70 19色38回刷り
太郎が開けてはいけないと言われていた玉手箱を開けた瞬間です。
乙姫は何故 開けてはいけないと言ったか。
「お伽草子」によりますと 竜宮と太郎達の現実世界は時間の流れが違っているので
竜宮で過ごした「時間」を玉手箱に封じ込めて
開けない限りその玉手箱を持っていれば再び竜宮へ戻れるという 乙姫の心遣いだったそうです。
しかし太郎は開けたんですね。
開けた途端 閉じ込めてあった時間ー乙姫と過ごした竜宮時間300年間ーが 一気に吹き出てきて
太郎は爺さんになってしまいます。
このお話 まるで現代のSF小説や映画にある 惑星間旅行のようです。
当時の人の中には 異次元の空間-別世界ーと時間の関係をあれこれ想像して楽しんでいたのかもしれません。
いやはや その発想と感性には驚くばかりです。
やはりここでも旧作を
浦島太郎その3-回帰ー 2009年制作
これまでシリーズとして2作6点 単独で1点作ったのですが
次作は一つの画面にすべてのシーンを盛り込んだ作品にしてみたいと考えています。
想像力のとんでもない飛躍が許される世界 浦島太郎 は魅力的なお話です。
まだまだ続きます。
<今日の花>
父の日に娘一家から送って貰った「マダガスカルジャスミン」と云う花です。
ジャスミンと云うくらいですから とってもいい香りのする花です。
ただ てんでんばらばらに向いて咲く姿がおかしい花です。
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