吉村先生が1954年に、ニューヨーク近代美術館の中庭に設計した、光浄院客殿を参考にし
た展示用の日本建築で、今はペンシルバニア州のフィラデルフィアの公園に移築(1976年)
されているようです。
吉村先生のご自身によるパースです。
東側の唐破風はありません。「上座の間」の「上段」と「書院」の部分が、広縁と落縁が
廻りこむようになっていて、庭園との関係を重視するようになっているようです。
「中門」も、吉村先生のパースでは三方に開けはなれて描かれているように見えます。
(私には、「中門」の東面の連子窓の壁がないように見えるのですが、、、。)
1954年当時の写真も見つけました。
(吉村先生のパースは、道を挟んだビルも正確です、、、。建物が建つ前に、つまり設計
の初期の段階のパースだとしたら、凄い事なんです、、、。)
今現在のフィラデルフィアでの写真見つけました。
「庭園との関係を重視している」様子、わかりますか?
この建物、大工棟梁は『匠明-匠明五巻考』の伊藤要太郎さん(11代目伊藤平左衛門)のお
父さんの10代目伊藤平左衛門さんです。
10代目伊藤平左衛門さんは、さらにお父さんの9代目伊藤平左衛門さんと一緒に、当地、
函館市で、日本で最初の鉄筋コンクリートによる寺院建築の東本願寺函館別院を、設計
施工しています。函館山の麓の教会群のすぐ近くに建っています。
追記 あれ!吉田茂さんも、、、。3′40″あたりから。
た展示用の日本建築で、今はペンシルバニア州のフィラデルフィアの公園に移築(1976年)
されているようです。
吉村先生のご自身によるパースです。
東側の唐破風はありません。「上座の間」の「上段」と「書院」の部分が、広縁と落縁が
廻りこむようになっていて、庭園との関係を重視するようになっているようです。
「中門」も、吉村先生のパースでは三方に開けはなれて描かれているように見えます。
(私には、「中門」の東面の連子窓の壁がないように見えるのですが、、、。)
1954年当時の写真も見つけました。
(吉村先生のパースは、道を挟んだビルも正確です、、、。建物が建つ前に、つまり設計
の初期の段階のパースだとしたら、凄い事なんです、、、。)
今現在のフィラデルフィアでの写真見つけました。
「庭園との関係を重視している」様子、わかりますか?
この建物、大工棟梁は『匠明-匠明五巻考』の伊藤要太郎さん(11代目伊藤平左衛門)のお
父さんの10代目伊藤平左衛門さんです。
10代目伊藤平左衛門さんは、さらにお父さんの9代目伊藤平左衛門さんと一緒に、当地、
函館市で、日本で最初の鉄筋コンクリートによる寺院建築の東本願寺函館別院を、設計
施工しています。函館山の麓の教会群のすぐ近くに建っています。
追記 あれ!吉田茂さんも、、、。3′40″あたりから。