Nyboder(ニィボーダー)の英文による説明文の一部
Nyboder (English: New [small] Houses) is a historic row house
district of former Naval barracks in Copenhagen, Denmark. It was
planned and first built by Christian IV to accommodate a need for
housing for the personnel of the rapidly growing Royal Danish Navy
and their families during that time.
和訳してみます。
ニィボーダー(英語:「新しい(小さな)団地」の意。)は、デンマークのコペンハーゲンに
ある、元はデンマーク海軍の兵舎の、歴史的な並列集合住宅地区である。当初、ニィボー
ダーは、当時急速に増強されつつあったデンマーク王国の海軍の兵員及びその家族が居住
するための住宅として、(デンマーク王)クリスチャン4世によって計画・建設された。
row は「並列」、「低層」ならば low 。
barrack は「バラック建築」の「バラック」ではなく「兵舎」のこと。
accommodate は「住まわせる」くらいの意。
Nyboder(ニィボーダー)は、日本語にすると「海員住宅」でしょうか、、、?
この白黒写真は、探した中では Nyboder(ニィボーダー)の全景がいちばん写っていると
思われる写真なのですが、おそらく1931年頃のものと思います。南から北を見てます。
Nyboder(ニィボーダー)の変遷の図。(上が北)
1800年頃? 1930年頃?
デンマーク語なので、何が書いてあるのか良く判りません、、、。 (19世紀に入って、
Nyboder(ニィボーダー)のかなりの部分が、民間に売却されたり払い下げられたりして
他の住宅が建ったり、教会が建ったりして、現在の姿になったようなのです。)
南から北を見た写真なのですが、1931年頃のものと思います。
デンマークは、1940年にドイツ軍から宣戦布告されて即日降伏して、ドイツ軍の占領下
に入るのですが、この写真のNyboder(ニィボーダー)の建物の一部解体は、ドイツ軍に
よるものではなく、それよりは10年近く前のデンマーク自身によるものと思います。
Nyboder(ニィボーダー)の建物が、あまりにも長くて道路は通らないし不便だったから
でしょうか、、、? (東京の下町で戦時中に行われた、木造の建物を「間引いて」造った
「防火帯」とは違うと思います、、、。)
一度解体して、さらにそれを修復し始めている写真でしょうか?
現在のNyboder(ニィボーダー)を、南から北に見た写真です。
Nyboder(ニィボーダー)の遠く向うに、学校のような建物が見えるのですが、、、。
(小学校とか中学校にしては、ずいぶんと大きくて立派、、、。)
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