昨日は午前の降水確率が70%だったので朝飯前に散歩に行って来ようと思っていた。
しかし・・・曇り空で明るくなるのが遅かったので成り行き次第ということにして普段通りの時間に朝飯を食べた。
空を見るとこんな感じで
すぐには降りそうにないけど「備えあれば患いなし」でこんなものを持参で1時間ほど歩いて来ました。
本当はもっと長い距離を歩いて来るつもりで出たのですが・・・すぐに暑くなってしまったのでこれが限度でした。
ぐるりと一回りして富士山が見える橋の所まで来ると
頂上の白いのは雪かしら・・・それとも笠雲?
もう少し寄ってみると
雪が降った山頂に笠雲がかかり始めているようですね。
「富士山に笠雲がかかったら雨」のお天気ことわざ通りにこの後雨が降り出しました。
さて、ここからが本題で・・・前日に歩いて来た浜石岳のことです。
昨年はうっかりしていて見ごろが終わってからの訪問だったのでほんの少ししかササユリの花を見ることが出来なかった。
同じ失敗を繰り返すのは恥なので今年はずいぶん早めに様子を見に行って来たのが先週、10日のことでしたから例年に比べてずいぶん早い。
少し早すぎて開花株を見つけることは出来なかったけどつぼみを持った株をたくさん確認することが出来た。
で、一昨日の15日に再度訪れたのですが・・・この日はたくさんの花とつぼみを見ることが出来た。
前回、一枚の画像に5つのつぼみを入れて撮ることが出来たこの場所では
二株が開花して他にも四つのつぼみが膨らんでいた。
他にもたくさん、前回気が付かなかった株を見つけることが出来たのが頂上直下のこの斜面で
前回の訪問時には登山道のすぐ脇まで生い茂っていた下草をある程度まで刈り払っていてくれたため。
お陰でずいぶん探しやすくなって・・・頂上付近の笹の中だけでもたくさんの花やつぼみを見つけることが出来た。
まだまだつぼみの株がたくさんあったので、あと10日か2週間ぐらいは見ることが出来ると思いますが・・・下草をもう少し刈り払っていただければもっとたくさんの花を見ることが出来そうですね。
それから・・・以前は見かけた頂上の西側で減ってしまったようだと書きましたが今回はいくつかの株を見ることが出来た。
これらは皆、頂上から下り始めて10分以内の場所で見つけたものですが・・・頂上を出てから30分以上下って来た所でもいくつかの株を見ることが出来た。
特にこの場所は生育の適地のようでこんなにたくさんの株があった。
上を見るとこんな感じで
植林帯を避けて日が射している。
結論として、植林帯の木が成長するにつれて葉が生い茂ると日照が制限されてしまうため生育の適地でなくなってしまう場所がある一方で・・・頂上付近のように高い木がない所では十分な光があるため生育の適地でテリトリーを広げている。
これから更に日当たりの良い所と悪い所で二極分化が進みそうです。
去年は7月に入ってから行ったのでほとんど残ってはいなかったけど今年は早くもこれが2回目となった浜石岳のササユリ。
見ごろはこれからですから天気の良い日を狙ってもう一度は行って来ようと思っていますよ。