Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

歯医者

2009-06-24 23:25:44 | Weblog
歯医者に行ってきました。
といっても学校の、です。

歯の歯石や黄ばみを格安の値段で落としてもらえるよ、という話を聞いたので、じゃあせっかくだからきれいにしてもらおうか、という軽い気持ちでした。

やられました。すごいですね。こんなに苦しいとは…
ぼくは黄ばんでいるところだけをきれいにしてもらえると思っていたのに、歯に付いている全ての歯石を落とす、という話になり、これが苦悩へと続く門でした。
まず、怖いです。歯と歯茎の間、歯と歯の間に千枚通しみたいなやつ(感触から想像)をぐりぐり押し込み、がりがり削ってゆく(それとも鉤型のナイフか)。かなり怖かったです。そして痛い。歯茎刺してるよ!って感じで情け容赦なく、躊躇いもなく、どんどん刃物を口の中で振り回すんですからね。もう本当に痛いやら怖いやらで、苦悶に顔を歪めましたよ、ぼくは。

ちょっと待ったちょっと待った、って何度も言おうとしたんですけど、口はある意味で塞がれているし、かといって手を挙げて合図するのも格好悪かったので、結局我慢し通しました。もうこれは拷問でしたよ。でもこの体験ってけっこう色んな人がしているみたいですね。ぼくはもう二度と御免です。ああ、つらかったよ…終わったあと、まるでウォッカを立て続けに5杯も飲んだ人のように、足元が覚束なくてふらふらしましたからね。頭の中も呆然としてしまって、ものを考える気力なし。恐ろしい体験でした。

ぼくは目を手術したことがあるのですが、それに比すべき恐怖体験です。手術のときは、麻酔の注射を目の真下のよく隈ができるところに何度もぶっさして、瞼を指でごりごり押すのですが、あれが嫌だった。手術中は点滴の影響でおしっこがしたくなるし、咳もくしゃみもしてはいけないからかえって緊張してしまうし。ただ、精神安定剤のようなものを処方されるんですよね。今回の歯医者もそれが欲しかった…

しかし破格の値段。なんと60円也。

ロシア料理

2009-06-24 00:54:12 | お出かけ
きのう、久々にロシア料理を食べに行きました。

サラダ
ボルシチ
きのことチーズのつぼ焼き
ロシアンティー
ウォッカ
ナリブカソーダ

を頼みました(なんか忘れてないかな?)。
おいしかったですよ、とても。

つぼ焼きというのは独特な料理で、丸いつぼの形をした器に蓋をするようにしてパンをかぶせ、焼いたもの。中にはとろりとしたシチューが詰まっています(今回はきのことチーズのシチュー)。パンはつぼの側面にまでしっかりと吸着しながらつぼを覆っているので、まずはスプーンで蓋に穴を開け、そこからシチューをすくって食べます。もちろん蓋のパンを付けて食べます。さっきから「パン」だと言っていますが、イメージとしては、まだ焼く前の、練り粉のような形状です。それがいい具合に焼けているのです。で、このパンは一体どこまで食べればいいのかよく分からなくて、結局つぼを覆っている全部をはがして食べてしまったのですが、これで正解?

ロシアンティーには砂糖ではなくジャムが溶かしてあります。甘くておいしいですよ。普通の喫茶店にも置いてあることがありますね。

しかし今回の目玉はたぶんナリブカソーダ(名前違ってるかもしれないですけど)。ざくろ、ワイン、ソーダ、レモンの入ったお酒です。これがおいしいのです。ほんのりとしたすっぱさと、まろやかな甘味。かぐわしい香気が鼻をくすぐります。初めての味ですね。味のそれぞれの構成要素は、たぶん全部知っているのですが、これらがミックスされた味というのは未経験でした。色んな味がいっぺんに楽しめて、それでいて一つの味が主張しすぎることなく、バランスよく一体化しています。ロシアではポピュラーらしいので、旅行したらぜひ本場のを頼みたいですね。

別のロシア料理も食べたくなりました。