

今日から一週間熊本国際交流会館でインターン生として研修することになっています。
一週間は短いと言えば短い、長いと言えば長いと思われますが、様々なことを学びたいと考えています。
実は今日インターン生として研修するのが初めてなので、すごく緊張しましたが楽しみつつ
任されたことをうまくこなすように頑張りたいと考えています。
足りない部分がたくさんあるのですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

おはようございますインターン生の高と寺本です!!
今日はまず、4月26日(土)に行われた『世界の現状を知ろう!~チベット自治区~』について書きたいと思います。
今回は熊本を拠点に活動するNGO「ターラープロジェクト」の西橋由美さんにお話をうかがいました。
まず最初にDVDを見たのですが、そのなかにはチベットからネパールやインドへと亡命するために、雪のヒマラヤを必死で歩いて越えようとする子どもたちと、その子どもたちを助けようとする道案内の男性の姿がありました。
チベットは自治区となっていますが、現状は中国による支配と大量の中国人のチベットへの移住によって、チベット語より中国語が有利になりつつあります。チベット人はその文化や伝統を大事にしていきたいと思っているのですが、中国の支配が強いので学校でもチベット語やチベット文化を教えることはありません。そのうえ、チベット人学生は法外で差別的な授業料を要求され、設備の整っていない施設に追いやられているのです。
このような現状でも子どもを持つ親たちは教育を受けさせようと、自分の子どもをネパールやインドへ亡命させるのです。決して子どもを捨てるわけではありません。
しかし、チベットからネパールやインドへ行くためにはヒマラヤを越えなくてはなりません。安全なルートには国境付近に必ず警備隊がいます。子どもの足でヒマラヤを越えるのは簡単なことではありません。毎回多くの子どもたちが道中で命を落としたり、凍傷になった指を切り落としたりしながら亡命するのです。
私たちは西橋さんのお話を聞くまでチベットについて何も知りませんでした。そしてその事をとても恥ずかしく思いました。私たちにもできることはないか、真剣に考えました。
西橋さんは「ターラープロジェクト」でチベットの子どもたちの里親を募集したりしています。学生の私たちには里親になることはまだ無理ですが、署名や募金、また今回学んだことを友達や家族、たくさんの人に広めたいと思います。