こんにちは!
インターンでお世話になっている熊本県立大学の鵜殿です
今日の午後は「美しい日本語講座」の「ハーンが残した熊本の心」を受講しました。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)についてや、ハーンと熊本との関わりなどを、小泉八雲熊本旧居の坂本弘敏さんにお話ししていただきました。
私は小学校の授業で横井小楠について学んだことがあるので、馴染みの深い小楠とハーンに深い関係があったと知ることができて嬉しかったです。
ハーンが端邦館で全校生徒を前に講演した「熊本スピリッツ」では、現代の社会を見事に言い当てていて驚きました。
ハーンが著した『熊本の心』にはイギリスの哲学者・社会学者であるスペンサーの、均衡状態に外圧がかかって混乱が引き起こり、解体状態となるが再び均衡状態に戻る、という進化論の図があります。この外圧が新型コロナウイルスだとすると図が現在のコロナ禍と重なり、今は先が見えず不安だけれどいつか必ず均衡に戻るという希望を持つことができました。
ハーンの生き方や精神性は現代にも通じるものがあると感じ、物を大切にする心・厳しさに耐える心・他人を思いやる心を大切にしようと思いました