おはなしきっき堂

引越ししてきました。
お話を中心にのせてます。

コーヒー1杯の世界

2021年05月10日 | 絵日記


正直、どこにも出掛けないでいると自分の顔見て驚愕した。
えーーーっ、なんか誰?と。
近所の日用品を置いている店に行くだけなのに「今日の着ていく服」を考えたり髪の毛整えたりするだけなのに、元の顔に戻ったような気がする。
たった、これだけで。
在宅で仕事していた時でもなかった事だ。
前にも書いたけどストレス解消や体調不良があって、改善するためのものを飲んでいるので顔色がよくなったせいかもしれない。

母が最近「元に戻った」と妹と電話をしていて話した。
冬の間の母は、「もっさりしたばあさん」という感じだったけど、この頃は「すっきりしたおばあさん」って感じになったと。(「お」がついてないのも違いを表してみた)

元々、おしゃれが好きで出掛けるのが好きな母が、冬の間はコロナのせいもありいつもの年より余計に閉じこもりがちだった。
すると、なんか着ているものも「もっさりして」いてどこの「ばあさん?」って感じだった。
だけど、暖かくなり散歩にも出掛けてそして多分これが一番の理由だと思うけど、週に1度「他人」のヘルパーさんが来る。
これだけで元に戻った。

人の目って大事。
おしゃれはしないと。

新しい服や帽子が欲しくなった。
ただ、私が気に入っているお店は、今は行けないのでまずいつも注文しても間違いがないやはりお気に入りのサイトのを見ることにしよう。
昨日、おとーさんの下着を買いにしまむらに行ったけど、私はほぼしまむらでは服は買わないと言うか、買えない。
しまむらの服は背丈が小さすぎるせいか似合わない率が多いのと靴は足が小さすぎてサイズがないので。(悲しい・・・)
なんか似合わないんだな。

今日も朝からいつものガラガラ(失礼だな・・・)の店まで歩いた。
散歩として3000歩以上は歩こうと思っているので、ちょうどいい距離。


いい天気ですごく気持ちよかった。
明日は、ちょっと「冒険」に。
詳しくはまた水曜日に書くけど緊急事態宣言が延長されたことで出来た用事なんだけど、それを面白くしようと考えて。

生協(いつものとは別注文)で頼んでいたテーブルクロスが届いた。
「あっ、いいな」と思ったらアウトレットですごく安くなっていてラッキー。
ちょうど、おとーさんが「これ頼んで」と言ったウォーキング用のパンツと一緒に注文。
おとーさんも歩くらしい。


替えると気分も明るくなった。

どこにも行かずとても狭い範囲で住んでいるように思う。
ただ、会社を辞めたときに「狭い世界」と言う定義を考えた。
10年以上、会社⇔家の生活を繰り返し、その他の時間の大半は家事や育児に費やした。
辞めてしばらくして思ったのは、「狭い世界」と言うのは私の頭の中の世界の事じゃないかと。
それ以外、考えられなくなっていたから。
ずっと封印していた絵を描こうと思ったら、仕事の事ばかり考えていた頭では、「想像」が出来なくなっていた。
絵筆を持ってもどう描けばいいのかわからず。
まずは、頭の中の解放だとその時を思い、狭いと思い込んでいた自分が住んでいるこの土地を知ろうと思った。
思考は繋がっていて、世界も繋がっている。
決して狭い世界ではなかった。
今はそれにどこにいても繋がるアイテムも豊富だ。

とにかく、今出来る楽しさを追求しようと思う。

植えて初めてスダチの花が咲いたの。



こんな小さな発見を積み重ねよう。

コブちゃんが寝ている時間に・・・。



そうだ、いつも話が膨らみすぎて書こうと思っていたことが抜ける。
昨日、おとーさんの下着をと書いたけど、出たついでに市から配布されたテイクアウトチケットを使おうという事になり。
とりあえず、このところ「美味しいコーヒーが飲みたい!」と思う事が多々あり、近くの美味しいコーヒーが飲めるカフェに豆を買いに行くついでにそこでテイクアウトしているわらび餅(本わらびらしい)を買おうかと。
以前、元の会社の元専務さんに奢ってもらった事が何回かある。
このあたりでは珍しいおしゃれなカフェ。
店内で飲んだら結構な値段なので(1杯700円以上)、豆を買って自分で入れようかと。
コーヒー豆はあいにくチケットは使えなかったが、テイクアウトのわらび餅には使えた。
ただ、そのカフェ内で・・・。
珍しい市内中心のチェーン店であり、店内も広いんだけど感染対策は、アルコールスプレーが置いてあるのと、勝手口が開いているだけだった。
かなりおしゃれなお店なんだが、田舎だからなと思うがもっと田舎あるあるが。

待っている間もお客が入ってきて、結構盛況だった。
食べている人たちは、静かに食べている人ばかりで、食べていない時はマスクをされている人が多数。
その中でひときわ大きな声が・・・。
高齢の男性二人がかなり大きな声でノーマスクで話していた。
周りの席にいる人たちが眉間にしわが寄っているのも物ともせず。
大きな声になるのは、多分少し耳が遠いからなのだろう。

あるあるだ。

店員の方は若い女性ばかりだったので注意もしにくいだろう。
気の毒になった。
どうなんだろうな。
これは、多分注意してもきっと聞く耳も持ってないんだろう。
ちゃんと聞き分けてくれる人なら、こんな緊急事態宣言が出ていて、テレビであれだけ黙食をとかマスク会食を言っているのにノーマスクで大きな声でしゃべらない。
うちの県知事が言っているうちわ会食もしてないし(笑)
かえってキレられても怖い。

コーヒーと和菓子を包んでもらって、そそくさと店内を出た。

帰ってきて自分でコーヒーを丁寧に入れて、わらび餅を食べた。
コーヒーはかなり美味しかった。
あまり味にはこだわらないと言うおとーさんも
「美味しいな」とつぶやいた。

豆はまた買いに行くと思う。
でも、しばらくは店内では飲食しないだろう。
高いし、怖いわ。
今回買ったのは100g600円といい値段だけど、休日におとーさんと二人で飲むぜいたく品として。
いつも朝に飲むのは、そこそこ気に入っている市販のやっすいのでいい。
(MJBのグリーンアーミー)
1杯にするとぜいたくなようなそうじゃないような。

コーヒー1杯でも世界が広がるのだ。
二人でおいしいコーヒーを飲んでほっと一息をつく。
「美味しいね」と言いあえる時間。
いい休日だった。

ただ、1人前900円もしたわらび餅は普通だった。
夜に私が寒天で作った抹茶プリンもどきとどっこいどっこいの美味しさ。
多分、チケットがなかったら買わなくて味わう事はなかったので、これはこれで世界が広がった?という事でよしとする。

コメント (4)
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