人生に百歳なし 2010-09-12 13:48:47 | 日記 9月12日(日)前日はギフトショーの疲れが抜けず外出せず。午前9時海老川河口にあるマンションに行く展示会で1週間ご無沙汰していた。あいつの郵便受けを見て公共料金知らせ以外広告チラシ等はゴミ箱」へ3階の角部屋のブザーを押す。呼びかける鐘のように耳を澄ませ合掌。1階河口側に出て船溜まりを見ると大きな鯉の屍骸が浮いている。病気か寿命?地球上のあらゆる万物に必ずやって来る死。小さな漁港の片隅でマンションの3階には遺骨そのベランダ越し下には朽ち果てた魚。日射しは強いが浜風が清かな秋の気配を感じさせる。静かな水面に海鳥が騒ぐ。時折、バッシャ!と魚が跳ねる。いつもと変わらぬ海辺風景昨夏の8月22日ここであいつとハゼ釣りした。これが最後の釣りになった。まだ声も出せ、体も逞しかった。それから海老川沿いを歩こうとマンションの下から二つ目の窓辺を振り返った。あいつがじっと見ている気がしたのだ。海老川沿いウオーキングロードを歩き始めると携帯電話に宅急便のお姉さんから電話が入る。「これからパソコンを引き取りに伺います」仕方なく自宅に戻る。 自宅パソコンの動作が遅く重いのでメンテナンスに出すことになって展示会終了後、PCなび㈱http://www.pcnavi.com/の金子さんに送り見てもらうことになっていた。この方、5年来の付き合いで事務所を日本橋から柳橋へ移転に際にもパソコン設置をしてもらった。安く早く申し分ないSEだ。来ていただくより送ったほうが当然安い。昨年10月入院した時購入したB5サイズのパソコン代用。 人生に百歳なし、幼き時は物知らず、年老いて体弱く、ただ残るは青春の数年のみ、名誉と富貴に骨身をけずっても、やがてはみな白髪の老人