馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

情報漏洩!

2011-05-19 12:18:00 | 日記

独立行政法人 住宅金融支援機構 収賄事件発覚

情報を室長が業者に漏洩したとして逮捕された。

新聞報道を読み、かなり前にあったことを思い出した。

 

数年前、住宅金融支援機構から突然、電話があり入札参加要請があった。

内容は広告用ボールペンを配布するので是非入札資格を申請して

見積り書を提出してほしいとのことだった。

弊社は公的機関と取引したことがなく、突然のことで戸惑った

担当者が懇切丁寧に指導してくれた。

国内では製作できない特殊なボールペンなので

弊社に依頼が来たのかと思い懸命な工程作業をした。

担当者もボールペンの仕様が理解出来ないので丁寧に

納期、不良管理も教えた。

見積価格も「○○円位になりますか」?

「○○円以下にはなりますか」?

「いいえ、そんなに安くはなりません」

電話でのやりとりは詳細具体的だった。

入札参加業者は10社以上あった。

国内筆記具メーカー、大手文具卸、百貨店、企画会社等だが

特殊ボールペンを直接海外から取引できる会社は殆ど無いし

そのノウハウも他社は持っていないだろうと思った。

  

入札結果は!

弊社は2番目の安さで落選。

3番目以下は弊社の2倍近い見積価格が殆どだった。

落札した会社とは僅差で負けた。

落札した業者は地元の小売店だった。

当時海外筆記具は不良率が2割に達するので

かなり注文数量より多めに製作、そして国内で検品作業しなければ

納品できない。

結果は釈然としなかった。ダシに使われた?

弊社が情報を反対に洩らした結果のような気がしたからだ。

まあ!大した事ではない。民間企業同士だったら

弊社にサンプルだけ製作させ、そのサンプルを他社に見積もらせ

巡り廻って弊社に戻るという節操のない会社がかなりある。