馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

逃電 その12 権力を持った無知!

2011-07-03 17:50:25 | 日記

逃電の株主総会、ビデオ画面は壇上に居並ぶ役員幹部の素顔をぼやかしている。

声だけは明瞭に聞こえる。

なんかこんなビデオあったなと思っていると

はたと気が付いた。

若い頃に見たエロビデオで核心?部分はボケていて、

泣き叫ぶ声を頼りに想像する画面。

結末があやふやで終わる。

逃電も自らも、やばいと考えてこんな画面製作したか?

 

しかし、すごいのは、まもなく充電切れと思われた菅電池が

逃電から通電してもらったのか、再び菅電池は充電一杯で元気になった。

このまま行けば、周囲に菅電死する方が出るかもしれない。

 

話は変わって、私の労働組合書記長時代に戻る。

春闘に勝利して職場復帰を考えていた。

8月の組合全国大会で書記長を降りようと密かに決意していた。

5月末、人事が書記長伝えられた。

私への人事異動も伝えられ、陰湿な異動だった。

これが組合書記長への報復なのだ。

実質的に組合活動が不可能になった。

これは解雇を意味していた。

 

健全で主体的な労使関係、外部の圧力も受けず

労使の信頼に基づき今後も引き続き努力する

 

空々しい文面、退社を決意する。

 

会社側に退社を告げた時、担当者のニヤリとした顔は今でも鮮明に焼きついている。

「どうだ!ざーま見ろ こういうことになるんだ」

私は感情もなくその顔を見つめた。

 

組合役員は私の退社に沈黙した。

だが、女子役員は涙を溜めた。

私を見つめる周囲の環境はよそよそしく近寄って来なくなった。

新しく本社から管理部長が異動してきた。

元本社で組合役員を経験していた。

新管理部長は私が退社決意を翻意させるために

食事をしながら話し合いをしたが退社決意は変わらなかった。

まやかしの大儀に疲れていた。

しょせん、サラリーマン、自分の保身と安全、責任回避

グループから寄せ集めた社員達で構成された組織には

経営思想、経営理念等はお題目だけで

誰にも心に浸透などしていなかった。

管理職は無難に仕事をこなし早く本社に帰ることだけを

考えて、会社実態や一般社員の福利厚生など二の次

本社の顔色伺い、押さえ込むことが仕事であって

何でもこの会社では許されるという無知の権力を行使した。

60歳過ぎて色々な人間関係を見てきたが

経験せず、実態把握もせず独りよがりの想像で権力を

行使する無知。これが恐ろしい。

優秀な学校を出て真面目に仕事もして出来るのだが

経営幹部は人生の荒波を乗り切ったことなく、うまく泳いできた。

会社が順調であれば一定の出世もしただろう。

今回の原発事故で逃電経営陣のうろたえと決断力欠如が露呈した。

日産も日本人サラリーマン社長では立ち行かなくなり

外国人経営者になった。ソニーもしかり。

日本航空も経営陣に解決能力無しで国に援助を求めた。

ソニーも外国人経営者

相撲も外国人横綱

日本国政治も外国人に任せる !それでは植民地 ?

かろうじてアメリカの属国としてアジアでの橋頭堡して

生きていく。

将来 日本海を挟んで中国との激戦

アメリカは遥か遠い!

 

その年の6月、直ぐにでも退社したかったが

組合全国大会までは退社できず

次期書記長も決めなければならなかった。

これからが人生の艱難辛苦の始まりになっていく。

続く

この世で生きている以上、あらゆる者が無傷ではいられない。

山本周五郎

 

 

7月3日(日)午前中 幕張メッセまでウオーキング

マリンスタジアム 近くで中年オジサンがドラムを叩いていた。

木陰で海辺の夏空に軽快に響く金属音を楽しむ。

砂浜でバカ貝拾い持ち帰ったが妻が嫌な顔!

捨てるか?

夕方、通勤用に日除け帽子を買おうとしたが

値段が高く買えないので

代わりに本を買った。

盲目のインド女性が書いた「選択の科学」

読み始めたが面白い。

その中に日本の京都での話が出てくる。

レストランで緑茶を注文したが

ウエイターは緑茶には砂糖は入れないのですと丁重に説明された。

それでも、砂糖を入れたいと申し出した。

すると、店長が出て来て「あいにく砂糖を切らしております」

と言われて、仕方なくコーヒーを注文したところ

砂糖袋が二つ皿に載っていた。

日本の生活文化には緑茶に砂糖を入れるという選択がない?

 

今では焼酎に牛乳で割って飲むのはそれほど違和感ないが

かなり前、知り合いの居酒屋で牛乳で割って飲もうとしたら

飲み仲間に「バカ、ありえないと」否定されたが

店主が「旨いよ!」と勧めてくれた。

 

緑茶に砂糖

文化基準の相違、

個人の選択の自由

こんな議論飲み屋でやっていたら

明け方まで飲んでも結論でない!

こんな会話大真面目にするのがいるんだよ。

原発事故、缶叩きは飽きた、缶敲きで

国民を鼓舞していただきたい。