馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

(11)おもいでの夏 総集編

2024-07-27 08:21:21 | 日記


(1)おもいでの夏 幼馴染との初恋と別離
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/467aa3402ad3dd6c8969a51fe6bcdcb9


番外編 想い出に浸る。
別れの瞬間
僕は彼女の遠ざかってゆく姿を
スローモーションになった目が追っている。
だが、僕の心臓は非常な早さで鼓動を揺さぶっていた。

彼女は、小柄な姿にほっそりした脚が
緑道の落葉を軽やかに踏む。

桜上水緑道
陽光の小道は、玉川上水の暗渠だ。
木漏れ日の中、残り少ない花びらが
彼女のからだをつたって落ちた。
立ち止まり、ゆっくりと顔を横に向けた。
しかし 振り返りはせずに
とうとう小道の終わりに行き着いた。
彼女は僕の方をふりむいて
別れのしぐさをし、姿を消した。
実際は 東横線多摩川園前駅を下りて
銀杏かプラタナスの並木道か
不確かな記憶。?
20歳の時だ。
それから、時は奔流となり
思い出すことなく
人生は僕から幼馴染を奪っていった。
加速度をつけて流れてゆく。

僕たちは 40歳の時
銀座寄りのホテル
緑が覆うカフェで再会するのだ。

幻想の想いから
ふっと、我に返った。
見上げる空には、茫漠とした青の背景に
白雲が浮かんでいる。



一心の青春  
動画の人達の男はみんな逝ってしまった。


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