カタクリの群生

飯盛山の斜面いっぱいに咲く姿は見事です。
日が昇り11時頃にはほとんどの花が反り返ります。そうなりますとアップ写真には向きません。
花によって大きな花、小さな花、色合いの濃い、薄いもあります。
引きの写真でもピンをどこに取るかが難しい。一応自分ではこの花と決めて、F16 に絞り込んだり、解放にしたり。露出補正を＋－しながら撮っています。

カタクリの撮影

愛知県豊田市足助町の香嵐渓のカタクリ群生を撮影に出かけました。ここは飯盛山の斜面に咲きますから比較的撮影しやすく私は此処ばかりです。
カタクリの花は日が当たると咲き始めますので早朝に出かける必要がありません10時頃に着けば十分です。
カタクリの花は下向きに咲く花、花芯を撮ろうとすれば寝転がって撮影してもうまくいきませんし、ほかの観光客に迷惑が掛かります。
私は100円ショップで購入した鏡を持って撮影します。こんな感じでマクロレンズで撮影。
私が撮っていると皆さん驚いて、感心してくれます。クリスマスローズなどの下向きに咲く花はこの方法が一番です。

カタクリの花芯にはきれいな桜の花びらのような模様が美しいのです。

今回アップしたカタクリは全て鏡に映った花を撮影して180度回転しています。

白い花も目立つようになりましたね。桜印は薄い黄色をしてます。

最後はソフトで加工してみました。次回は群生している引きの写真をアップいたします。

雨上がりの庄内緑地公園

長雨の後、庄内緑地公園へ。
蓮池の周りの小道で見つけた赤い椿の小径。思い切りー2補正で花の赤さを際立たせてみました。

ピンクの椿、2日間の雨で花が一面落ちてそれは見事でした。🏃が来るのを待ってパチリ！

一周4㎞の🏃コースもあるほど広い園内、黒松林の木漏れ日写真です。トーンカーブで木漏れ日を強調しています。

蓮池で見つけた春、黄ショウブも湖面から顔を出しできました。

情報によりますと中日新聞にカタクリが満開の写真が今日の朝刊に掲載されるとのことで、私も出かけようと思います。幸い天気も良いので撮影には最高です、日光を浴びて花が開きますから。
一つ小道具持って出かけます。下を向いて咲くカタクリには桜の花印があります。小さな花の中を撮るために手鏡を用意しますと簡単に撮ることができます。

落ちて尚、美しき

庄内緑地公園の片隅に椿園がありますが、知らない人のほうが多いかも。
場所がかわかりにくい所あります。でも、今の時期、私は必ず訪れます。
椿は花の形そのまま地面に落ちます。腐ちていく過程も美しく思えます。
木の下は一面の椿の花、まだ色付いた色合いが残っていますと良いボケ具合になり、可愛い感じになります。

純白の花は数日も持ちません、すぐ変色してしまいます。

雨上がりの水たまりに落ちた椿もおつなものですね。



腐ちていく中で原形を残しながら落ち葉色に染まっていきますが、私は奇麗だと感じました。

春休み

小学校を卒業して、中学に行く前の春休みはクラスの仲間と一緒にお別れのピクニック。
中学へ行けばまた新しい友達ができます。幼い思い出になることでしょう。
ひそかに異性への思いがあってもまだ自分の心の中。今は無邪気に遊べばいいよね。
こんな詩を思い出します。この詩は今でも本を見ずに完璧に朗読ができるんですよ。
　　　　　　　　　　　　　　　初恋　　島崎藤村
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　まだ上げそめし前髪の
　　　　　　　　　　　　　林檎のもとに見えしとき
　　　　　　　　　　　　　前にさしたる花櫛(はなぐし)の
　　　　　　　　　　　　　花ある君と思ひけり

　　　　　　　　　　　　　やさしく白き手をのべて
　　　　　　　　　　　　　林檎をわれにあたへしは
　　　　　　　　　　　　　薄紅の秋の実に
　　　　　　　　　　　　　人こひ初めしはじめなり

　　　　　　　　　　　　　わがこゝろなきためいきの
　　　　　　　　　　　　　その髪の毛にかゝるとき
　　　　　　　　　　　　　たのしき恋の盃(さかずき)を
　　　　　　　　　　　　　君が情(なさけ)に酌(く)みしかな

　　　　　　　　　　　　　林檎畠(りんごばたけ)の樹(こ)の下に
　　　　　　　　　　　　　おのづからなる細道は
　　　　　　　　　　　　　誰(た)がふみそめしかたみぞと
　　　　　　　　　　　　　問ひたまふこそこひしけれ