認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

アルツハイマー型認知症の早期診断による回復と発病の予防(B-01)

2014-01-01 | アルツハイマー型認知症の予防活動

    初心を 忘るべからず 座右銘   

                  ボケの進行  脳の居眠り (1)

                               By kinukototadao

○ アルツハイマー型認知症は、「脳の使い方」が原因の生活習慣病なのです

私達の意識的な思考や行為、言動或いは行動は、脳の司令塔の「前頭葉」(前頭前野のことを言うものとする。以下、同じ)が「左脳」や「右脳」や「運動の脳」と協働しつつ、且つそれらを主導して実行されています。

朝目覚めて寝床から起き上がるにも、尿意を催してトイレに行くにも、顔を洗って自分好みにお化粧するにも、今日の行動予定に見合った服に着替えるにも、ニュースを知ろうと新聞受けに新聞を取りに行くにも、朝食の用意のため電気釜にスイッチを入れるにも、こうした「意識的な世界」はすべて脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」の働きなしには実行することが出来ないのです。もっと正確な言い方をすると、「前頭葉」がちゃんと働いていないと、こうした行動を必要とされるレベルできちんと実行することは出来ないのです。「前頭葉」が正常なレベルで機能していて初めて、目的となる行動を、意図したレベルできちんと実行することができるのです。「社会生活」の面であれ、「家庭生活」の面であれ、「セルフケア」の面であれ、「前頭葉」が正常なレベルで機能していない限り、それらの生活面では支障が出てくることになるのです。

  

その司令塔の「前頭葉」が正常な機能レベルで働くことが出来なくなったときから、「アルツハイマー型認知症」はもう始まっているのです。左脳、右脳及び運動の脳の全てが正常な機能レベルで働くことが出来ていても、肝心の「前頭葉」が正常なレベルで機能出来なくなったときから(異常なレベルに衰えてきたときから)、「アルツハイマー型認知症」はもう始まっていることを、認知症の専門家とされる人達が見逃している(気づいていない)ことが、早期に見つければ回復させることが出来るし、発病を予防することもできる病気、脳の使い方と言う視点から見た単なる廃用性の「生活習慣病」に過ぎない「アルツハイマー型認知症」を発病の原因も分からない、治すこともできない、予防することもできない病気、モンスターに仕立ててしまっているのです。

何らかの原因で脳の機能が全般的に機能低下したことにより、私達が意識的に何かを実行しようとするとき、生活面に支障が出てくる病気のことを「アルツハイマー型認知症」と言います。どんな生活面で支障が出ているのかは、高度なレベルから順に「社会生活」、「家庭生活」、「セルフケア」の3つに区分されます。どんな内容、レベルのものであれ、「社会生活」を行うのに要求される脳の機能レベルは「家庭生活」に要求される脳の機能レベルよりも高いものが要求されるし、「家庭生活」を行うのに要求される脳の機能レベルは「セルフケア」に要求される脳の機能レベルよりも高いものが要求されることについては、誰も異論はないと思います。また、「脳の機能が異常なレベルに低下」していることが原因で生活面に「支障」があると言うことは、支障が「症状」として認められると言うことです。

  

私たちは、こうした視点から、この3つの生活区分に対応した「脳の機能レベルにリンクした症状」について、データを蓄積してきたのです。蓄積されたデータを分析し、「アルツハイマー型認知症」の脳の機能の衰え方とそれに対応した症状、つまり「3段階に区分」され、且つ、それぞれに「グループ分け」された「段階的症状」をパターン化しているのです。

脳全体の司令塔の 「前頭葉」の働きが異常なレベルに衰えてきている人達、言い換えると認知症の症状を示している人達は、脳の働き具合とそれに対応した症状のレベル及び正常なレベルへの回復の可能性と言う視点から区分すると、軽いほうから回復させることが容易な「軽度認知症」(「小ボケ」:社会生活面に支障)、回復させることが未だ可能な「中等度認知症」(「中ボケ」:家庭生活面に支障)、及び回復させることが困難な「重度認知症」(「大ボケ」:セルフケア面に支障)の「三つの段階」に区分されるのです。

   

ところが「アルツハイマー型認知症」の専門家とされる人達(治療薬の開発研究者、学者及び医師)の間では、「アルツハイマー型認知症」の症状の段階を区分しないのです。「十把一絡げ 」にしていて、色々なレベルの症状を順不同に単に並べてみているだけなのです。

その人達は、「アルツハイマー型認知症」の段階的な症状が「前頭葉」を含む脳の機能レベルにリンクしていることを知らないからなのです。更に言うと、アメリカ精神医学会が定めている「アルツハイマー型認知症」の診断基準としての「DSM-4」が規定する二つの要件に束縛されていて、末期の段階になって初めて発現してくる症状、私達の区分で言うところの「重度認知症」(大ボケ)の段階の症状だけが「アルツハイマー型認知症」の症状であると誤解しているところにその理由と原因とがあるのです。

 15000例の症例による解析図   

左の図は、協働しながら働く脳全体の司令塔の役割を担う「前頭葉」とデジタルな情報を処理する機能である「左脳」及びアナログな情報を処理する機能である「右脳」の働きとが、同時進行且つ加速度的に衰えていくその衰え方を、私達が開発した「二段階方式」のテスト(「かなひろい」テストと「MMS」テストの二種類の「神経心理機能テスト」を使用する)を使って調べた結果を示しています。

 社会生活が支障なくできていた脳の働きが、何かを「キッカケ」としてナイナイ尽くしの「単調な生活」が継続することにより、老化が加速され、廃用性の機能の異常な低下が進行していくとき、「衰え方の順序がある」ことが分かってきたのです。

脳全体の司令塔の役割をしている「前頭葉」が先に衰えていきます。次いで、前頭葉と相互に情報のやり取りをしている「左脳」と「右脳」が衰えていくということです。このとき、全ての脳の衰え方は、何年もかけて徐々に衰えていくとは言え、直線的ではなくて加速度的に衰えるのが特徴です。更に、専門的になるのですが、左脳と右脳の衰え方にも「規則性がある」のが特徴なのです。

神経心理機能テストにより確認されるこうした「衰え方の規則性」は、「アルツハイマー型認知症」に特有のものなので、認知症或いは認知症と紛らわしい病気の症状を発現している人が、「アルツハイマー型認知症」であるかどうかを判定・鑑別する上で極めて強力な武器ともなるのです。

認知症にも、たくさんの種類があります。とはいえ、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症とで95%ほどを占めてしまうのです。「回復」させることも、発病自体を「予防」することも可能な「アルツハイマー型認知症」だけで90%以上を占めているのです(ここを「クリック」して)下さい。      

      

「アルツハイマー型認知症」について専門家は、原因も分からないし、治すこともできないと言っています。このブログの中でこれまでに何度も言及してきたように、それは、「失語」や「失行」や「失認」と言った症状の確認を要件とする誤った考え(「DSM-4」の基準)を金科玉条としている結果、言い換えると「見つける段階が遅すぎる」(末期段階の「重度認知症」の段階で見つけている)結果であって、「アルツハイマー型認知症」自体はその本来の性質からすれば、廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」に過ぎないのです。早期の段階(私たちの区分で言う「軽度認知症」及び「中等度認知症」の段階)で見つけると脳のリハビリにより正常なレベルに「回復」させることが出来るし(治すことが出来る)、脳を活性化させる「生活習慣」の構築とその実践により発病自体を「予防」することも出来る病気なのです。

本当の意味での早期の段階、私たちの区分で言う「軽度認知症」(小ボケ)及び「中等度認知症」(中ボケ)の段階を認知症の専門家とされる人達が見落としていることが重大な問題なのです。何らの対策を打つこともなくこのまま放置していると(具体的に問題点を挙げて指摘すれば、蛇口を開きっぱなしにしたままでいて、回復させることや発病を予防することを棚上げにして、回復させることが困難な末期の段階になって初めて見つけて、何種類もの効きもしない薬を処方し大量に投与するだけの状態のままにしていると)、介護保険制度自体が費用負担規模の果てしのない拡大に追い込まれていき、早晩行き詰ってしまうことになりかねないと私達は危惧しているのです。

「小ボケ」の段階で見つければ正常なレベルに回復させることが容易であり、「中ボケ」の段階で見つければ回復させることが未だ可能なのです。医師を含め、認知症の専門家とされる人達が回復させることが期待できない末期の段階、私たちの区分で言う「重度認知症」(大ボケ)の段階になって初めて見つけている現状は、専門家としての社会的な使命を忘れている、放棄しているのではないかと苦言を呈したくなるのです。末期の段階の「重度認知症」(大ボケ)の段階で見つけることに、何の、どのような意味が有り、社会的使命を果たしていると言えるのでしょうか。「重度認知症」(大ボケ)の段階になると、回復させることはもはや困難になり、身体が持つ限り症状がさらに重症化していくだけ、言い換えると何らかの他の病気が原因で死を迎えることになる時まで、症状が「重度認知症」の段階の中でさらに重症化していくだけなのですから(ここを「クリック」してください)。

「アルツハイマー型認知症は、原因不明で治らない病気」というフレーズには虚構が潜んでいるのです。早期の段階を放置しているから、「早期診断」と銘打ちながら「重度認知症」の段階で見つけているから、治らない(治せない)だけなのです。

今年度春からは消費税の税率が現行の5%から8%に変更され、増税となります。ところがこれだけ大騒ぎをして税率を上げるにも拘わらず、増税による増収額は5兆円程度に過ぎないのです。世界に先駆けて超高齢化社会に突入した我が国では、誰でもが80歳、90歳まで生きることができます。この先更なる高齢化が進行する中で、「アルツハイマー型認知症」を発病する人達の数も増加の一途をたどると予測されています。介護保険の適用による費用の負担が皆さんの想像をはるかに超える巨額の規模となっている現状にかんがみるとき、「アルツハイマー型認知症」の早期発見による「回復」と発病の「予防」を制度化して全国の市町村で、市町村の小学校区域単位の各地域で実践することになれば、消費税の増収額をはるかに超える規模の巨額の介護保険費用をセーブすることができるはずなのです。

  

私たちが440を超える市町村でこの20年間にわたって実践してきた「地域予防活動」の経験とその成果からすると、認知症の大多数、90%以上を占める「アルツハイマー型認知症」は、脳を活性化する「生活習慣」を構築することで発病を「予防」することが出来るし、早期の段階で見つけて「生活習慣」を改善させる為の脳リハビリを実行するだけで「回復」させることが可能なのです。現状における医療機関による診断の最大の問題は、「発見するのが遅すぎる」ことにあるのです。末期の段階である「重度認知症」(大ボケ)のレベルで見つけていたのでは、遅すぎるのです。見つける段階が遅すぎるから、「原因も分からないし、治らない」と誤解されているのです。

「原因も分からないし、治らない病気」と専門家が言い、その上、狭義の「アルツハイマー病」(これは、特定の「遺伝子」に生まれつき異常がある人だけが発病の対象となる極めて特殊な認知症であり、認知症全体に占める割合は、1%程度に過ぎない)と「アルツハイマー型認知症」(これは、廃用性の単なる「生活習慣病」であり、認知症全体に占める割合は、90%を超える極めてありふれたもの)とをまとめて「アルツハイマー病」と呼ぶ過ちを主要な地位にあるマスコミ機関自体が犯しているために、回復可能な軽い段階(「軽度認知症」や「中等度認知症」の症状が出てきている程度)では、(世間体を気にして)周りに隠す気持ちのほうが先立ち、病院に連れて行かないのです。「重度の記憶障害」の症状が日常的に出てくるようになって、どうにも手に負えなくならないと、家族が病院に連れて行かないという悪循環を生む結果にもなっているのです。

  

このことについて国民的な確認が必要です。もっと軽い段階で見つけてもらって、回復のための治療の指導をやってもらい(脳の使い方と言う視点からの「生活習慣」の改善指導:「アルツハイマー型認知症」の回復に効果がある薬は現状では存在しないし、今後も開発される可能性はないと言いきっておきます)、「脳の機能」が正常なレベルに回復してくるという体験をすることが重要です。その体験をする人が日本全国で増えてくれば、世の中の誤解も解けるのです。それによって、個人も家族も救われ、自治体や国の財政も救われることになるのです。このまま、「原因も分からないし、治らない病気」として放置していると、国の財政さえおかしくなってしまうほどの巨額のコストが介護の費用に振り向けられているのです。「介護」に対する介護保険制度での対応は不可欠のものですが、「蛇口を開きっぱなし」にしていたのでは、介護保険制度自体が崩壊してしまいます。

早期診断による早期治療と「回復」及び発病の「予防」という蛇口を閉める方法があるのだから、そのことを「国民的な課題」にすべきなのです。

その努力を、個人や家族のレベルで尽くして、自治体が地域予防の活動を小さな単位ごとに定着させる施策を展開して、それでもなお「アルツハイマー型認知症」を発病し、回復困難な「重度認知症」(大ボケ)の段階に迄症状が進んでしまう人が出てくることは避けられないので、その人に対する手厚い介護を介護保険制度で対応するのです。「重度認知症」(大ボケ)の段階にまで脳の機能が衰えてしまったお年寄りを、家族が介護するのは、精神的にも経済的にも極めて重大な負担を介護にかかわる家族に強いることになるのです。介護保険制度の費用負担面からの崩壊を危惧するのであれば、家族介護を制度化するのではなくて、早期診断による回復と発病の予防を自治体の業務として制度化するほうが、費用を軽減する上でもはるかに効率的だと私たちは考えるのです。

  

第一に考えるべきテーマは、「早期発見と早期治療」です。その実施の方法は、本来なら医療機関による「早期診断」と「生活習慣の改善指導による回復」を図ることが最も効果的なはずなのです。年に2回の定期検診を行い、「軽度認知症」(小ボケ)や「中等度認知症」(中ボケ)のレベルに衰えていないかどうかを調べるのです。

但し、回復可能な早期の段階(「小ボケ」及び「中ボケ」の段階)を見つけるには、「二段階方式」に代表される精緻な「神経心理機能テスト」で「前頭葉」を含めた脳の働き具合を的確に調べ判定する診断方法が不可欠となります。早期の段階であるか否かの「診断」は、現在行われていて主流のCTやMRIによる「画像」診断ではなくて、「神経心理機能テスト」による「前頭葉」の働き具合を含む脳全体の働き具合を調べる診断が不可欠となるからです。「アルツハイマー型認知症」は、最初に脳全体の司令塔である「前頭葉」のみが異常なレベルに衰えていき(「小ボケ」)、次いで、「左脳」と「右脳」とが異常なレベルに衰えていく(「中ボケ」)という衰え方の規則性があるからです。

  

「画像」による診断は、脳の形(「萎縮」の度合い)は測れても、脳の働き具合を測ることはできません。脳血管性認知症の診断はできても、「アルツハイマー型認知症」の的確な診断はできないのです。

萎縮の度合いと脳の働き具合との間には直接の「因果関係」(脳の「萎縮」の度合いと認知症の段階的な「症状」の発現との間の相当因果関係)が確認できないからです。私たちは、脳の萎縮の度合いが認知症の症状と直接の因果関係があると言う考えには賛成できませんが、仮にその主張どおりに確認できるとしても、「重度認知症」よりも「中等度認知症」、更に「軽度認知症」と症状が軽い段階になるほど因果関係の確認は困難になるはずです。言い換えれば、回復困難な「重度認知症」の段階になれば発見が可能であっても(万一の仮定の話)、回復可能な、「中等度認知症」や「軽度認知症」の段階では発見が困難なはずなのです。

この方法によって診断している限り、「アルツハイマー型認知症」は、「原因も分からないし、治らない病気」のままで、介護対象者が増大の一歩をたどっていき、介護保険制度はやがて財政面から崩壊してしまうことになるでしょう。

    

猶、現行制度では、(画像による診断をやめて、「神経心理機能テスト」を実施)するのでは医療機関がペイしないので(事業の継続実施に必要な事業収益を確保できない)、どの医療機関もその方法を採用しないでしょう。

それを解決する方法は、「神経心理機能テスト」の評価ポイント(保険点数)を大幅に引き上げる方法か、それとも、(診療費が自己負担となる)混合診療で行う方法、或いは自治体による早期診断を制度化した「地域予防活動」の展開等の新規の政策が必要です。「神経心理機能テスト」により「前頭葉」を含む脳全体の働き具合を的確に調べることによって、回復可能な「小ボケ」と「中ボケ」の段階を見つけることが出来るので、脳のリハビリ(生活習慣の改善指導)により正常レベルに回復させることが出来るのです。更には、自治体と地域住民とが協働して実践する「地域予防活動」の全国的な展開により、「アルツハイマー型認知症」の発病の「予防」が図れることにもなるのです。これらが制度化されることによって、介護保険の財政状況は、劇的に改善されることになるはずなのです。

認知症の90%以上を「アルツハイマー型認知症」が占めていて、然も「小ボケ」や「中ボケ」の段階で見つけることが出来れば、正常レベルに回復させることが出来るからです。悪くても「中等度認知症」(中ボケ)(家庭生活に支障)でとどめさえすれば、「重度認知症」(大ボケ)にさえしなければ、介護費用は大してかからないのです。「小ボケ」や「中ボケ」の段階のお年寄りであれば、正常なレベルに回復させることが可能なので、回復させることが困難な「大ボケ」の段階にあるお年寄りの介護とは異なり、家族による介護にも希望が出てきて、精神的な励みや喜びにもつながるのです。

  

○ 地域予防活動の中核になれるのは、市町村の保健士さん達

「アルツハイマー型認知症」は、脳の使い方という視点からするところの「生活習慣病」なのだということについて、全国民的な啓蒙活動を展開する必要があります。個人及び家族単位での「生活習慣」の改善の実践と地域単位での予防活動の展開が必要なのです。小学校区単位で、廃校や公民館などの公的施設を活用して、「脳を活性化」させるテーマを参加者が楽しむ「体験の時間」を、一週間に半日設ければいいのです。その体験を元にして、自分なりに楽しめる「趣味」や「遊び」や「人づきあい」や「運動」を日常生活に取り入れ「生活習慣」化するだけで良いのです。そうしたテーマの日常的遂行が脳を活性化させるメカニズムと根拠となるデータについては、(N-54:ここを「クリック」してください)で詳しく説明してあります。

ところで、地域単位での「予防活動」の展開は、事業としてはペイしないものなので、医療機関だけでなくて、民間による活動もあまり期待できません。その意味で、市町村の健康福祉課などや在宅介護支援センターや地域包括支援センターなどの公的機関による活動やNPOなどによる活動が不可欠になると思います。

「アルツハイマー型認知症」は脳の機能面から言うところの「生活習慣病」なのですから、市町村の保健師さんは、かつて先輩達が「身体の健康」指導に多大の貢献をされてきたことを思い起こし(世界に先駆けて、誰でもが80歳や90歳まで生きられる超高齢化社会が実現された)、これからは「脳の健康」の指導に社会的な役割と使命とを見出し、「アルツハイマー型認知症」の発病予防の活動に貢献していただきたいと切に願うのです。

 注)本著作物(このブログB-01に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。

エイジングライフ研究所のHPを「クリック」してください)

 脳機能からみた認知症の初期の見わけ方(IEでないとうまく表示されません

   http://blog.goo.ne.jp/quantum_pianist

 http://blog.goo.ne.jp/kuru0214/e/d4801838dd9872301e0d491cd8900f1a

   

 

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