紀の川 万葉の里 道の駅

  和歌山県かつらぎ町は柿の生産が日本一らしく、また柿に限らず多くの果物を生産していて、フルーツ王国と町はPRしているそうです。
  ここの道の駅で売っている農産物はけっこうな人気です。あちらこちらからクルマが集まります。シーズンですから柿やみかん、野菜など。ざくろも売っていました。加工食品もゴーヤジャム、金山寺みそ、とうふなど。木くらげの佃煮なんてのもありました。小さなお店ですが、スタッフもスーパーとは違う活気があるように感じました。自分たちの生産したもの、あるいは自分たちの町で作られたものを提供する自信でしょうか。初々しさにも似た活気を感じます。
   「その土地にしかないもの」に弱い私が買ったのは

• 【刀根早生たねなし柿】6個入り250円、
• 【つけもの】（ヌカ漬け キュウリ2本、ナス3本入り）200円、
• 【減塩梅ぼし】250g 350円。自家梅林の梅だという。

  写真の分すべて合わせて800円也。それぞれに生産者の名前が入れられています。品物によってはレジ用のシールとは別に、生産者名、住所、電話番号が入ったシールを貼ってあるものもあります。
  他のお客さんは重いほど買い込んでいます。確かに安いでしょうが、それだけではない魅力があるんでしょうね。生産者が名前を名乗っている安心感でしょうか。名乗っているのにいい加減なことはできませんよね。もしかしたらマズいかも知れない、思うほど美味しくないかもしれない。でもその土地にしかないものに触れられるのは幸せなことですよね。農産物直売所なんてところはあちこちにあるはず。取り組み自体は珍しいことではないと思います。
   私たちはスーパーで買う野菜と、生産している時期に生産しているところでしか買えない野菜とを上手く組み合わせながら食卓を作っていくんでしょうね。 で、味はって？。どれも派手さはないけれど旨いもんでした。少々ガソリン代を使っても、十分値打ちある買い物だと思いますよ。

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